9月に入り、いよいよ羽生結弦選手の五輪連覇がかかった平昌五輪を控えたフィギュアスケートシーズンが始まる。
「ここまでの羽生選手は準備万端です。フリースケートの演目は『SEIMEI』の再演ですが、手堅く守りに入っているわけではなく、歴代世界最高得点を取った『SEIMEI』をリメイクし、さらにレベルをあげた内容構成を考えているのです。つまり、五輪の金メダル連覇だけでなく、自己最高得点をさらに更新するという2つの目標を意識しているわけです」(スポーツライター)
多くの記者が集まった8月の公開練習でも、羽生選手は「質のいい通しの練習を何回もしている。ソチより成長している」と答え、自信をのぞかせている。平昌五輪で連覇を果たせば、48年のサンモリッツ大会、52年のオスロ大会で、アメリカのディック・バトン選手が連覇して以来、66年ぶりの快挙だ。
「羽生選手は、とにかく負けず嫌い。平昌五輪で金メダル獲得となれば、五輪3連覇を狙いに行くかもしれません。過去にはスウェーデンの選手が五輪3連覇を達成した記録があります」(女性誌記者)
羽生選手がそれをも達成することになれば、26年の五輪で4連覇も狙う?などとファンの夢はさらに広がる。そんな活躍をぜひとも見せてほしいものだ。
(芝公子)