エキサイトニュースより
今月半ば、オーストラリアの上空で、空に真っ赤な爪痕のような光が多数ひらめくという、非常に珍しい大気現象が目撃された。
これは「スプライト(またはレッドスプライト)」と呼ばれるもので、空の高い位置で起こるという超高層雷放電の一つであり、空に向かって落ちる雷のように見えることから「さかさまの雷」といった俗称でも呼ばれているという。
現地のアマチュア天文学者が大興奮でとらえた、赤い閃光がいくつも現れる幻想的な映像がこちらだ。
なお、動画再生時の音声もいろんな意味でエキサイティングなので注意したほうがいいかもしれない。
[動画を見る]Strange space phenomenon shocks Australian Astronomer - Lightning Sprites
【真っ赤な閃光に天文学者も大興奮!】
この珍しい発光現象を記録したのはデヴィッド・フィンレイという名のアマチュア天文学者で、今年7月18日に自宅に近いオーストラリア南西部のキアマから半ば放心状態で記録したという。
暗い空に雷雲が発したような白い光が現れると・・
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その上に赤い線状の光がまたたいた!
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赤い尾を引く流れ星の群れのようにもみえる
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私は大急ぎでカメラを設置して、地平線の上でまたたくスプライトをひたすら眺めました。
目を疑うほどの出来事で、幻想的なその現象が1~2回撮れればラッキーだと思いました。…
でもそれはずっと続いたんです
【おもに中間圏でみられる発光現象】
スプライト(またはレッドスプライト)は雷雲や積乱雲の上で起こる放電現象で、主に中間圏やさらに高度な場所でみられるもの。
厳密には一般的な雷とは違うものだが、空に向かって落ちる雷のように見えることから「さかさまの雷」とも呼ばれているそうだ。
スプライトは、アメリカ合衆国の Franz らが1989年に、夜間ビデオカメラの較正をしていた時に偶然に撮影した発光現象である。その赤い色 (red) と妖精 (sprite) のようにひょっこり姿を現すことから、「レッドスプライト」と呼ばれるようになったが、現在では単に「スプライト」と呼ぶ。
理論としてはチャールズ・ウィルソンが提唱していたが、当時はカメラも高性能ではなく、たとえ目撃しても目の錯覚だといわれていた。(wikipedia)
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フィンレイはこれがオーストラリアで初めて録画されたスプライトの映像になると考えており、一度にこんなに撮った例は無いはず、とコメントしている。
via:rt / youtube など / translated by D/ edited by parumo
記事全文はこちら:脅威の自然現象、さかさまカミナリと呼ばれる「スプライト」をとらえた映像(オーストラリア)
http://karapaia.com/archives/52243110.html
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