週刊実話 2017年6月24日 23時00分
「『太陽と月』に例えればいいのでしょうか。対照的な2人だと思います」(テレビ局関係者)
元フィギュアスケート世界女王の安藤美姫(29)が先日、都内で行われた映画『世界にひとつの金メダル』(6月17日公開)のPRイベントに出席した。
「この映画は、フランスの著名な馬術選手、ピエール・デュラン氏の実話を映画化したもの。弁護士としてのキャリアを捨て、障害飛越競技の選手となった彼が、暴れ馬のジャップルーとともにオリンピック出場を目指す姿を描いています」(映画ライター)
ストーリーの内容に合わせたのか、スタイル抜群の馬術ファッションで登場した安藤。
「パープル系のジャケットに白のパンツ、黒のブーツとバッチリ決まっていました。元女王の貫禄充分といったところでしたが、何やら“違う世界の女王様”に見えて仕方がありませんでした。Fカップ巨乳は健在でした」(写真誌カメラマン)
イベントでは、
「(同映画を)もう1回見ましたが、字幕を追うのが大変でした」
「自虐って何ですか?」
など、フィギュアスケート一筋で育ってきたゆえの“天然”ぶりを露出する一方、
「スケートをやめたいと思ったことはあまりない。人は死ぬまで成長できると思います」
と主張し、今後のさらなる飛躍を誓った。
また、取材陣には引退後の心境の変化を“告白”。
「9歳でスケートを始めて、18歳で五輪に出場しました。あの頃は国旗を背負う責任感を理解できず、マスコミの方との距離感もつかめずに100%競技に集中できませんでした」
と振り返り、続けて、
「私はいつもトゲトゲしていると報道される。
友達から『ヒールと言われてるよ』と指摘されますが、自分では自覚がないんです。この作品(同映画)には、マスコミとアスリートの常識も描かれていると思います」
と自意識過剰気味に取材陣をケン制した。
「確かに、現役時代はいつもピリピリしていて報道陣とよく対立していましたが、引退して若干丸くなったように思いました」(ワイドショーリポーター)
安藤はさらに告白を続け、
「今日は電車で来ました。これまで、国内を旅行することはありませんでしたが、最近、知ってもらえているというのは幸せだと思うようになりました。氷を離れたら、皆さんと同じようにコンビニにも、ファストフードにも行きますし、こっちの方が楽しくライフしています」
と一般人の生活を満喫していることを明かした。