佐藤健「イメージがつくのが嫌だった」胸に秘めた思いを語る | ジーコのブログ

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佐藤健
2015年4月25日

【モデルプレス】俳優の佐藤健が、胸に秘めた思いを語った。
◆役を演じるうえでのこだわりとは?

佐藤は25日放送の阿川佐和子が司会を務めるトーク番組「サワコの朝」(MBS/TBS系全国ネット・毎週土曜日あさ7時30分~)にゲスト出演。

「仮面ライダー電王」(07年~08年)で本格デビューして以来、ドラマ「ROOKIES」(08年)から映画「るろうに剣心」(14年)までさまざまな役柄に挑戦し、作品ごとに全く違う姿を見せてきた佐藤。歴代の役柄のビジュアルが紹介されると、「できるだけ役ごとに見た目もどんどん印象を変えていきたいと思ったので、あえて髪型は変えていくように心がけていました」と話し、「1つのイメージがつくのが嫌だった。何なら“誰だかわからない”ぐらいに思ってもらいたい」と、役を演じる上でのストイックな姿勢を明かした。

番組では、人生の転機となったスカウト秘話にも言及。ダンスに明け暮れていた高校時代、16歳の頃に初めて訪れた原宿で現在の事務所から声をかけられたそうで、「将来の夢がなかった。ずっとそれは悩んでいて、迷っているときにたまたまスカウトしていただいて」と当時を回顧し、「(もともと)俳優っていう仕事に興味はあった。ドラマの現場の裏側を(メイキングで)見るのが大好きで。こういうふうにつくってるんだと感動して、俳優ってすごいなって」と芸能界入りを決めた心境を振り返った。

◆「るろ剣」の大ヒットに思うこと

また、14年公開の実写映画の中で最大のヒットとなった主演作「るろうに剣心」シリーズについては、「うれしいですよね。『俳優にとっては代表作があるかないかが大きい』と言われたことがあって。僕の代表作と言えるものになったかなと思うので、それはすごくありがたいこと」とにっこり。激しいアクションをほぼスタントなしでこなしたことについても、「やっぱり後悔したくない。映画って一生残るものだと思うし、それこそ自分がいなくなってからも残り続けるので」と、クールなビジュアルとは相反する熱い一面をのぞかせた。

最新作となる26日スタートのTBS系ドラマ「天皇の料理番」(毎週日曜よる9時、初回2時間スペシャル)では、長かった髪を坊主にし、料理人の役を演じている佐藤。料理はほとんどしたことがなかったというが、「この機会に料理やろうと思いました」と役をきっかけに包丁さばきを猛特訓。スタジオで“じゃがいものシャトー剥き”という難易度の高い職人技を華麗に実演するなど、気合十分な姿を見せた。(modelpress編集部)

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