元祖エンジン分解 | Garage Full Scale 奮闘記 - Amebaブログ

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LOTUS車のレストア記事。他に「Dr. AMP Lab.」名義の記事も収録。

今回の「Mk-1ヘッド+6-bolt」エンジンのトラブルは、結局「バルブとシートの接触面荒れ」だったようです。
既に内燃機屋さんでシートの再研磨を行い、納品待ち状態です。

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「Super Big valve」に「BL14 "410 Lift Cam」の組み合わせですが、今回の件で少々反省しました。

そこで元々の「Big Valve Engine」に戻す事にします。このエンジンは、そもそも蓮爺が最初に分解・組み立てを行ったエンジンです。2004年に動き出してから東京でスピゴット・ベアリングが焼き付いたり、原因不明の油圧ゼロで焼き付いたりと多難でしたが、Penta師匠が組み上げてからは特に問題なく過ごしておりました。惜しむらくはお馬さんが20頭ほどどこかに行ってしまった事とオイル漏れが酷い事くらい。Spyder社シャーシーに交換するまで約17,000Mile=22,500km位走ったエンジンです。シャーシー交換の際に例の「Mk-1ヘッド+6-bolt」のエンジンに換装して後はガレージでオブジェと化していました。今日はそれを分解します。

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ヘッドを外した所。今まで分解したエンジンの中では綺麗な方。

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ブロック側はこんなもんかな。

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例によってサクサクと分解します。(スタッドボルトは後でダブルナット方を使って取り外しました)

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カムベアリング~問題なし。カムシャフト一本売れました。

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子メタも綺麗です。

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親メタも2番が少し変色あるが大丈夫か?

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これならガスケット類のみの交換で行けそうです。問題は本国の連中が12月突入=クリスマス気分になってしまうのが悩みの種です。