Garage Full Scale 奮闘記 - Amebaブログ

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LOTUS車のレストア記事。他に「Dr. AMP Lab.」名義の記事も収録。

(株)サンバレーさんが、新製品の供給を終え、既存品の修理に徹すると言う。
在庫がある内にと思って、「SV-P1616D(300B仕様)」と「SV-P1616D(多極管仕様)」、それにLPレコードも処分したと言うのに「SV-EQ1616D」まで購入して組み立ててしまった。


こうなると止まらない。何かないかと考えている内に、数年前にサンバレー製品をリサイクル(?)に出した際、替わりに入手した「SV-S1628D(211/845Single)」が未組み立てで放置してあったのを思い出した。

早速、製作に取りかかったのは猛暑が続く8月の末頃。各種基板製作は問題なし。
起動時のリレー遅延回路のMPコン(いわゆる現代回路の鳴き留め?)が割れてしまったので、在庫から調達。


同じく、MT-9Pinソケットの取り付け穴が射貫いて無かったが、これも在庫から調達。


カップリングコンデンサーは、オリジナルのMPコンから「Del-RITOMO製」のオイルコンに交換。

何とか完成と思ったら、R-chから音出ず(T_T)。

出力段(211/845)には高圧(≒800V)が掛かっているので、ビビってサンバレーさんにすがる事に。


約1ヶ月後、修理完了となり無事納品されたが、結局は前段周りの半田付け不良箇所が数点見つかったと言う有様。半世紀近く「自作真空管アンプ」に取り組んできたのに、面目ない<(_ _)>。

さて、測定データのお墨付きもあるし、出力管は「VT-4C(211互換)」として、Autographで再生。

成る程、改めて「211/845」の三極管・高圧送信菅系の音に納得。
誤解を招く言い方をするが、Westernのあざとさがない、素直な「スーパー・リアル」か?
これはこれで良いと思う。

1986(昭61)年3月、独身時代の最後に買った、憧れの「LOTUS ELAN SPRINT(dhc)」。
あれから39年も経ってしまった。

この車のレストアで、世界が広がり、LOTUS社=コーリン・チャップマンの英国独特のえぐみを思い知らされ、それでも人生の大凡2/3も苦楽を共にした愛車であった。

還暦を超え、前期高齢者の仲間入りをし、体調面の不安を抱える身となったので、この際早めの「断捨離」となってしまった。
 

久々にエンジンを掛けようとすると、越冬でバッテリー上がり。キャブはカブカブ。プラグ交換は苦痛でしか無い。
キャブ調整では1~3番まで「4回転戻し(DHLA40)」であったのが、4番だけ何故か「2回転」戻し。
それでもアイドル・アジャスト・スクリューを捻りあげ、アイドル回転を高めにして、イベントは何とか乗り切った。

気温=30℃、水温>110℃。恐る恐るラジエーターキャップを緩めてLLCを点検したが、意に反してLLCは全く減っていない。
全く、気温>25℃で乗るべき車では無い。
ちょうど10月2日が車検満了日なので、本日「交流の心さん」搬入となった。

 


2004年のレストア直後で積算計は「60.297Mile」。2025年の今日、「83,355Mile」。

即ち23,058Mile=36,892Km/21年=1,756Km/年であった。

 

 

色々と弄くり倒して、調子が良い時は滅法素晴らしいと思えるクルマなのだが、そのコンディションを維持するのが難しいとも言える車であった様に思う(ってか、あちこちイジりすぎでないの?)。

手前味噌になるが、魔改造エランこと、「New Sprint 5」のエランの改造具合を列記しておく。


【その他の覚え書き】
・ハードトップ(HONDA S2000用アルミ・キャリアー付属)+トノカバー付属
・オリジナル・SPRINTエンジンあり(エンジン・職権打刻と同番)
・現状~Mk-1ヘッド+701Mブロック、L14カム(‘410Lift, 280Deg)+Super Big Valve 
・ピストン+コンロッドの重量合わせ、クランクのバランス取り、ホーニング済み。
・米国R&D製のターン・バックル・ステー付きのACオルタネーター(50A)に変更済み。
・スターター交換済み
・Aldon製Ignitor(ポイントレス)交換済み、LUCAS製ゴールド・IGコイル
・デスビ、オリジナルのLUCAS23D→43Dに交換、プラグコード(シリコン製)交換。
・Spyder社製電動ポップアップに変更
・リア・ディフェレンシャル~Quife製ATB搭載済み。ファイナル=3.77:1
・Ford製Type-9=5速ミッションに変更済み。
・スピードメーターに改造を加え、車速センサー信号取り出し。
・Panasonic製ナビゲーション搭載(フルセグ地デジ受信可能)
・Pioneer製カーステレオ(Bluetooth対応)+サブウーファー、ナカミチ製F&RのSP。・NISMO製電磁式燃料ポンプ搭載
・14inch.Panasports製アルミホィール+165/65R14(Michelin)タイヤ。
・Fショック:GAZ、Rショック:Spyder社製
・Moto-Lita製セミディッシュ・ステアリングホィール。
・ラジエーター、S4→S3の大型に交換し、コア国産で張り替え済み。
・Kenlow製電動ファン(Twin)+Revotec製サーモスタット・コントロール。
・シートヒーター(ミツバ製)~運転席+助手席
・間欠ワイパー(ミツバ製)
・ハザードランプSW(LUCAS製)
・水温+油圧のコンビネーションメーターを、フルスケールタイプに交換。
・ETC(1.0)装備
・F&Rサスペンション~アジャスタブル、ウレタンブッシュに交換済み。
・運転席・助手席・トランクルーム~KARO製シザル・マット(特注)
・Willans製4点式シートベルト
 

あぁ、これ以上の事が私のエランに出来ようか?
求む!健康で若い・新しいオーナーさん!


 

まずもって、フォノイコライザー専用のアンプを組み立てるつもりは無かった。がここに来て贔屓にする「Sun Valley製品」のディスコンが目立ってきた。店主の考えや如何に?まだ入手可能なキットとして「SV-EQ1616D」を選んだ。

設計意図はともかく、配線は複雑を極める。

無事に組み上がったのが不思議なぐらいである。

とりあえず直流ではOK。後はレコードに繋いでみたら、と言う話だな。


それはまたの機会に。