今年の頭に、フィーアとストリームの車検が続けでありました。
ディーラーが違うと、こうも対応の善し悪しが現れるのは勉強になります。
去年のうち(ちょうど一年前ですね)に両方共予約を入れておいたのですが、タイミングとしてはフィーアが先、直後にストリームでした。
当時は雪の予報が出ていたので、出来るだけ代車は乗らない方向でダブルブッキングは避けた次第です。
さて、本題。
フィーアは、個人的に自分で油脂類の交換を行いますので、ベルトの交換とメンド臭いプラグのチェックだけを頼んで車検へ望みました。
さて、油脂類を自分でと言いましたが、一箇所だけ手を付けていなかった場所があります。
それが、パワステフルードの交換。
他の油脂関係と互換性がないため、手付かずになっていました。
なので、車を預ける時に相談をしたのですが、ピットサービスからの回答は「普通交換しませんよ」でした。車検項目にもないし、たしかにストリームも交換した記憶はありません。
しかし、いや待てよ、10年以上無交換なんて良いはずない。
ステアリングが重くなったり軽くなったり、絶対にパワステに何かあるだろう?
しかし、一撃で全交換するのは構造上無理なんですね。
ですから、出来る限り、時間の許せる範囲でお願いしました。
さぁ、フィーアの問題は解決。
今度はストリームです。
こちらは、車検の際サービスと話をしていませんでした。
受付だけしたら、代車の鍵を渡されてさよなら~
なので、「もういいや、、、自分でやろう」と、車検から帰ってきたらその場でフルード注文。
1L缶が欲しかったのですが、4L缶しか無かったのでとりあえず助手席に乗せて次はホームセンターへ。
(この後、4L缶でよかったと痛感します。)
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馬鹿みたいに値段が高いものではないのですが、余るともったいないです。
後必要なのはスポイト、、、でかい奴と廃油ボックス、大きい醤油差しを買って準備完了。
ボンネットを開けて、パワステフルードの容器の蓋を開ける。
このフルード交換だけはジャッキアップしなくて済むので手軽さは一番ですが、作業の地味さも一番です。
では開始。
まず、スポイトでフルードを出来る限り抜く。
フルードを継ぎ足す。
エンジンを掛けて、パワステを動かす。
ハンドルを左右に2~3回一杯に切って、センターに戻す。
エンジンを切る。
以上の繰り返し。
↑左・一度目に抜いたフルード 右・新品 比較
案の定やっぱり汚い。
10年以上無交換なんてあり得なかったですね。
↑ 廃油ボックスのぶちまけた時の、フルードの色
国産・国外産問わず一部の車で、パワステが壊れる原因が分かった気がします。
これを後10回ほど続けます。
↑ これでも、光が通るようになってきています。
気づいたら1時間以上シュポシュポしていました。
フルード交換の中で一番非効率な方法ですね。
圧倒的に多い古いフルードの中に少量の新しいものを混ぜて、もう一度吸い取るのですから、はっきり言って馬鹿馬鹿しいです。
でも、絶対にやったほうが良い。
最初は汚い水みたいなフルードでしたが、交換していくうちにトロミが付き、やっとフルードっぽくなっていきます。
結局4L全部使ってもまだ足りず、あきらめて渋々試走へ。
何年たっても、オイル交換後の試走はドキドキします。
ボルトはキチンと締めたかとか、オイル容量はちゃんと確保して入れたかとか。
今回の作業にボルトはないのですが、性分ですね。
で、試走は家を出る前にやめました。
結論から言うとバカバカしく思えたからです。
何故かと言うと、とにかくハンドルが軽い。
例えで言うとフィーアがミドル級。
DC2や今までのストリームがライト級。
交換後はフェザー級?
ってぐらいに。
ん?冗談でしょ?って感じに。
この時、以前知り合いが言っていた言葉を思い出しました。
「ホンダの車が一番ハンドルが軽い」と。
最近のは比較していませんが、たしかに一昔前のホンダのハンドルは軽いものが多かったようです。
もったいないですね。
本来はこんなに軽く操れるのに、たった数千円分を放置していてそれをだめにしているなんて。
車が元に戻った分だけ、なんだか悲しさも感じられました。


