年の瀬って、本当に色々有りますね~
巷では、24日のイブってことで、土曜日と重なってスーパーやコンビニのレジがかなり混んでおりました。
さて、実はここ1ヶ月ほど、「フィーア」の運転席側ウィンドウが不具合を起こしておりました。
症状として、、、
1・ドアを開ける時にピラーに接触する。
2・ドアが閉まっている時、ウィンドウが僅かに(いや、かなり)ズレている。
です。
このままだと、ピラーの塗装部分がハゲるか、ウィンドウが破損する恐れと、この時期の隙間風が寒いので急遽、「点検」と「ウィンドウのリセット」を試みました。
経験上、夜の作業は絶対に避けたいのですが、時間がどうしても作れなかったので致し方なく6時ぐらいからスタート。
今思えば、無事に済めば1時間ほどで合わると踏んでの、甘い甘い考えでした。
さて、ドアの内張り外しにかかります。
4箇所のネジを外して、スイッチのボックスを外すのは5分とかかりませんでした。
慣れると楽なものです。
内張りを、「えいやぁ~」と引き剥がすと落ちてきてはならないものがポロリ。
「ん?何このネジ?」と、嫌な予感で背筋が凍ります。
内張りはデリケートなので、ボンネットの上に置くことに。
この時、ネジは後でつければいいとの勘違いを起こしていたのが、先ず第一の大きな失敗。
さて、パワーウィンドウのリセットスイッチは、日産の事だからこういう所は面倒くさくないように、サービスホール(メンテナンスの為の穴とかのこと)があるはずと踏んで探してみると案の定、分かりやすいところに見つけました。
目隠しがされていますが、モーターを固定しているボルトの位置から推察すると、ここしかないよねって場所です。
さてさて、リセットの仕方はこうするみたい。
1・ウィンドウを上死点に合わせる。
2・ボタンを押しながら下死点まで下げる。
この時、自動操作はしないこと。
以上
なんだ、簡単じゃん、と、、、ここで、第一の失敗からの第二の失敗。
説明通りにやったら、ウィンドウが上がらなくなった。
「はぁ?」と、リセットボタンを押しながら操作するとまたウィンドウが上がるようになりました。
でも上げすぎて、上死点以上に上げようとすると、セーフティがかかって半分ぐらいまで下がるとこがわかりました。
これが、巷でたまにあるZ33の別のウィンドウ不具合のことですね。
何回かやっているうちに、やっと気付きます。
最初のネジ、、、何のネジ?
ちらっと探してみると、何のネジかと思えばウィンドウのレールみたいなもの(コーナーピース)を支えるネジでした。
これが固定されていなかったので、ウィンドウの上死点と下死点が狂い、ピラーにヒット&ウィンドウのズレが生じていたわけです。
原因がわかったので早速ネジをはめ、、はめ?、、られないよ。
レールが動いてネジの受けが見えないよ~。
「うっそ~、、、、、、まじか~、、、、、冗談じゃないよ~~~~」と思いつつ、少し考えて、今日はもうやめよう、、、と決断。
既に、1時間以上経過しておりました。
晩御飯の時間です。
次の日、フィーアを見て朝の寒いこの季節に、またもや背筋の凍る光景。
なんで、室内ランプついてるの?
案の定、バッテリーが上がっておりました。
ショックでショックで、立て続けにこんなミスを繰り返す自分が嫌になります。
原因は、昨晩ドアを閉める時に、ウィンドウの開閉スイッチのコネクターを外さずに閉め、うまい具合にドアに挟まり、半ドア状態になっていました。
今度からは、誓って絶対にコネクターを外します。
例え寒くて、お腹が空いて、暗くて、面倒くさくても。
しょうがないから、その日はストリームで動くことにしました。
そしてまたもや、夜。
ネジをハメるためにドアにへばり付いている、金属のプレート部分のボルトを外します。
全部で12個。
10mmのラチェットを用意して、チキチキします。
↑ドア、内張り内部。外れていたのは右上の赤丸部分。
重要なポイントとして。
・赤い丸の部分のボルトとネジは絶対に外さない。
この4つが、レールを支えているネジとボルトで、外すととてつもなく面倒くさいことになる。
周縁の12本のボルトが外れても、プレートが外れにくいのは重さのせいと、レールがきっちりハマっているからでした。
因みに、ボルトは案外短いので、緩めるつもりが外れた何てことにもなります。
何とか、指をレールを押さえる時に切りながらも無事にあるべき場所に収まり。
その日も作業終了。
次の日にすべてが終わると、安堵していましたが、これも第3の失敗の引き金でした。
次の日。
朝早く起きてプレートのボルト締めをスタート。
よりにもよって最後の一本が曲者でした。
仮締めから本締めをしている最中のことです。
正直に言いますが、力を入れていませんでしたし、そんなに回してもいませんでした。
しかし、ボルトが切れました。簡単に。さらっと、面倒くさいことになりました。
どうやら、再利用不可ボルトなのかもしれません。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、もう、やだ。
それが、先の画像のピンク色の丸の部分。
なので、そこだけ止まっていません。
そのうち取り出しますが、内張り戻して一応は終了。
ウィンドウの開閉を試してみたいけど、次はバッテリーの復活儀式です。
一家に一つ、スターターケーブルの出番です。
1年くらい前に買ったものですが、ケーブルについているタグの説明が、初めてこの儀式のやり方を教えてもらった内容と少し違うのです。
1・故障車のバッテリー+にケーブルをかます。(一緒)
2・救護車のバッテリー+にケーブルをかます。(一緒)
3・救護車のバッテリー-にケーブルをかます。(これも一緒)
4・故障車のエンジン未塗装部分にケーブルをかます。出来るだけ、バッテリーから遠い場所にかませること。←この部分が違う
教えてもらったのは、故障車のバッテリー-にかますでしたが、これにはこういったタグがくっついています。儀式の順序番号まできっちりと。
買った時は、不思議に思いました。
さぁいよいよ、フィーアの復活です。
歓喜と共に3日ぶりのエンジン音。
オーディオなどの電機系統はリセットされていましたが、問題ない~
そして、いよいよウィンドウチェックへ。
シートに乗って、ドアを閉める。
「あれ?あの安っぽいガシャンって音がしない」
ネジが止まっていなっかたんですから当然ですよね~
ウィンドウは下死点、上死点ともに問題ない~
ドアを開け閉めして、パーシャルダウンウインドウ機構(開閉の際に行われる、ウィンドウの位置の微調整)も完璧。
助手席側は去年モーター交換でディーラーで整備されているから、それと比べても全く問題ない~
結局、1時間で片付ける予定が合計2時間半(3日間)掛かりました。
1年に1度程度でやらかす、失態です。
失ったのは、バッテリーの寿命、ボルト一本分の穴とサービスホールに貼るシールです。
得たものは、外れた原因が不明なネジ1本を収めたことによる、元の状態と、寒くて暗いところでは作業をしないと行った教訓です。
走行中に風切り音と、洗車時に水が入らなくなったのは良いのですが、今回の勉強代は高く付きました。
