中学校では卓球部に所属していました。

(ついでにいうと高校も、現在も続けています)

 

 

卓球との出会いは、小3の時の療育で。

その時療育の先生から「この子卓球上手かもしれませんよ」と言われて

小4からの学校のクラブ活動で卓球クラブに入れてもらい、

小6で公民館の卓球教室にも行き、

「もっと卓球をしたい」とあーくんが思っていたようだったので

中学校入学の時に先生にお願いして入部しました。

中1の時のお話です。

 

 

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あーくんが部活を始めて8カ月。

卓球のラケットを新しいものにしたいと思いました。


今のラケットは、一年半前に、公民館の卓球クラブに入った時に、

近所のスポーツ用品店で買ったものです。

卓球の素人のお父さんとあーくんと二人で買いに行ったのでした。


中学校に入学し、卓球部に入ると、

卓球とはとても奥の深いスポーツということがわかりました。
頭をとっても使うのです!!

詳しく聞いていても、私は半分もついていけないくらいの奥深さで、

真剣にしている子どもたちをみると、すごいな~と思います。

 


例えば、試合が終わるといつもその試合のことについて記録を取ります。
相手の名前、中学校名、どんなラケットを使っているか、

利き手、相手の得意なところ、苦手なところ、などなど。。

とにかくデータが命、という感じです。

今後対戦するときに、この記録がとっても役に立つそうで。
あーくんなりに書いているのをみると、

やっぱりすごいな~と思います(親ばか?!)

 


で、そろそろラケットも傷が増え、

一年生は新しいものに買い替えたい時期だそうで、

保護者会の代表さんから

「買い替えたいなら、先生にどれを買ったらいいか教えてもらったほうがいいよ」とアドバイスいただきました。


私ではラケットは何が何やら?ですが、

先生から見ればこの子はこういった試合をしたほうがいい、

だからこのラケット、ラバーを買った方がいい、など、あるそうです。


そこで先日、先生にお会いした時に教えてくださいとお願いしました。
すると「僕よりも2年生の方が詳しいんで、子どもたちに聞いて、お手紙でお知らせしますね」

と言っていただきました。

先生は2年生の先輩をとっても信頼さてているんだな~と思いました。


それから、試験、練習試合などあって、忙しい時期が続いたのですが、

昨日あーくんが「これで強いラケットになれる」とお手紙を持って帰ってきました。

それは、2年生の副部長さんからでした。


「○○くん(あーくん)のお母さんへ」
お手紙には、ネットで注文したほうが安いのでこのサイトを検索してください、と書かれていて、

ラケットの詳しいメーカー名、色、厚さ、金額など書かれていました。

最後に「お手数をおかけしますが、○○くんのためにもよろしくお願いします」と書かれていました。

もう、とっても涙が出そうでした(*_*)

こんなにしっかりした先輩に会えて、あーくんは幸せ者だな~
そう思いました。卓球部の仲間~という感じ。
 

「いえいえ、こちらこそ、わざわざあーくんのラケット選びに付き合ってくれて、ありがとうございます!!!
試験や練習試合で忙しかったでしょ~」そう直接電話で話したいくらい、感激しました。
すぐに副部長さんのお母さんへメール。(お母さんは保護者会の代表さんなんです)
聞くと、2年生と1年生の男の子で、カタログを見ながら、

あーくんにはこれが良い、あれがいいと、ワイワイと選んでもらったとのこと。

こんな経験ができたのも、卓球部のおかげですね。

 

先生があーくんを受け入れてくれたから、

先輩たちも積極的に関わってくれて、

それをみた同級生のお友達も面倒をみてくれる

(良い感じの距離を保って必要以上にお世話をしてくれるんじゃなく)

卓球部には、同じく支援学級のお友達も一緒にいるからあーくんも安心していられる。
あーくんの周りは、いままでも、本当にいい人ばかりで、すごいな~と改めて思います。
おかげで、私も良い人に出会えるので、嬉しい♪


翌朝、さっそく「卓球99」というサイトで注文。

3時間後には発送しました、のメール。
おお~すぐに届くよ~

届いたらラバーを貼ってもらいに行こうね~

楽しい予定にあーくんも私もワクワクです。

 


ほんと子どもって世界を広げてくれるんですね~

ありがと~

この手紙は宝物です~(*^_^*)