3歳のころからプレイセラピーを受けていました。
中学生になってからはセンターに自転車で行っていました。
(月に1回くらい、最後のほうは学期に1回になりました)
このセンターの素晴らしいところは、
先生と遊んでいる様子を別室のモニターで保護者が見れること。
素の子どもをみることができます。
そして、毎回毎回録画され、先生の研究対象?!として貢献します。
そう、先生は大学生さんなのです。
学生さんといっても、臨床心理の勉強をしっかりされた方なので、
毎回アドバイスをいただけます。
あーくんは今まで先生が1回変わりました。
前の先生には8年ほどみていただいていました。
保護者や親せきとは違って、他人にずっとみていただくというのも、
すごい経験だな~と改めて思います。
とってもありがたいです。
その当時(中学生のころ)、
特別児童手当再申請と教育相談を受けた直後で、
10年間を振り返ったばかりだったので、
なんとなく過去と繋がっている私でした。
このセンターに通えるありがたさを
是非今の先生に伝えたい、
そう思い療育に行きました。
今お世話になっている先生は、
前の先生が「この先生だったら大丈夫!!」と紹介してくださった方。
あーくんの話を上手に引き出してくれたり、
卓球を教えてくれたのはこの先生といっても良いくらい!
特に、卓球に興味をもった初期の頃、
あーくんは団体戦というイメージ遊びをしていました。
卓球をするのに、一人一人人格が変わる、というものです。
ピンチになったら、別の人を呼んできて(といっても、あーくんなのですが)
「わしは卓球仙人じゃ」と言ったり、
「私は卓球チャンピオンだ」という不思議な遊びです。
先生はそんなあーくんに、
「じゃあ、こっちのチームは卓球リーダーが相手だ!!」と
付き合ってくださったりととっても良い方なのです。の
ある日先生がミスをするとあーくんがやじることがありました。
(某テレビ番組の影響から)
すると先生が
「そんなこと言われたら、嫌な気持ちになるから言わないで。
ドンマイとか、そういうことを言ったらいいよ」
「ピンチになったら、まだまだだ!!がんばるぞー!って言ってみて」そう言いました。
あーくんはハッとした表情をしました。
それから、しばらくしゅんとしていましたが、
でもそれ以降、卓球中の自分への口癖も前向きになり、
他の人に対しても励ましたり、というようになりました。
先生がセリフを教えてくださったから。
当時精神科の先生に、
「言葉を型として覚えさせていないと、なにもしゃべれないお子さんだから、
実際の場面でひとつひとつ教えないとだめですよ。自分からは出せません。
何を行っていいかわからない、というレベルですから。
そしてなぜそれをするのか、動機付けをしないと、自分からしませんよ。」
そう教えていただいたばかりでした。
帰る時になって、先生にお伝えすることができました。
「最近、あーくんは他の人から、卓球の話題ならとてもしっかりお話できて、
説明できているし、卓球好きってわかりますよ、と言われることが多いのですが、
今日モニターで見てたら本当にしゃべってますね~。スゴイですね~。
これもこのセンターだから分かることですよね。
モニターで見れるので。ありがたいです。
昨日教育相談の先生から年上の兄ちゃんとのゲームの場面で、
負けた人を励ましている、しかもそんなあーくんをみて、
まわりのお兄ちゃんが真似したりと、周りに良い影響を与えていると聞いたのですが、
きっと先生と今までの卓球のやりとりから、
セリフとしてしっかりあーくんの中に入っていて、
それで自然に出てきたものだと思います。
上手に話を引き出してくれる人と話す機会があるということは、
あーくんにとって、とっても大事だなと思います。
お忙しいのに、いつもありがとうございます。」
「また教育相談の先生に言われたのですがあーくんの今の課題は、
『わかっていないのにわかったと答えてしまうこと』
中学校で、担任の先生がソーシャルスキルトレーニングとして、
学校へいく準備を前の日にするといいと教えてくれて
「あーくんは前日に準備している?」と聞かれた時に
「はい、してますよ」と答えたと担任の先生からお聞きしました。
でも実際は朝行く直前にしているんです。
「できない」ということを言えるようになるのが理想なのですが。
ただ、あーくんは「良い子でいないといけない」という強迫観念があって、
先生に「準備前日にしてる?」と聞かれただけなのに、
「お前は準備してるよな!!」と聞こえてしまって、
その場で怒られないためのとっさの返事をしてしまっている。
これが続くとなにが問題かというと、
将来就職した時に、トラブルになってしまう。
教育相談の先生からさらに
「お母さん、これから5年間くらいはこれがテーマよ。
強迫観念をとかしてあげる。もっとゆったりしていいよ~って本人にわからせる。」
と教えていただいたんです。
そのために、まず「親がダメなところを見せる」これをやってください、と。
「お父さん、今日会社でまちがっちゃった~」と言ったり、
失敗する姿をみせる。
それをしばらくやっていこうと思っています、
と先生にお伝えしました。
「それはいいですね~。こちらでも、このセンターでできることがあるかどうか、考えておきますね!」
「いえ、先生お忙しいので、今のままで十分大丈夫ですよ!!」
そんな会話をしてわかれ、
すっかり暗くなった道を自転車で帰ってきました。
モニターでみていて、
先生は特別なことをされている感じではありません。
「真面目に練習しているんだね」
「いろんな球が打てるんだね」
こう承認してくれるだけです。
でも、この承認が鍵なんですね。
そのままのあーくんの姿。
私もちょっとくらいは先生のように、
あーくんの話を聞けるようになりたいな。
そして、たくさん失敗アピールをしていこう♪
そう思いました。








