今日はあーくんの精神科受診の日。
朝、私は読み聞かせで中学校に行きましたが、あーくんはお留守番?!
精神科に限らず、病院で上手に自分のことを話せることって大事。
だけど、まだうまく自分のことを説明できないのです。


そんな時、教育相談の先生が教えてくれました。
「病院受診マニュアルを各科で作るといいよ。何を話したらいいか、書かれているもの。それを見ながら、先生にお話するといいの。できれば、携帯できて、保険証や診察券を一緒に入れているの。
各科あれば、この科はどこの病院にかかっているってわかるし、他の人が連れて行ってあげることもできるから。」

 

 

そう、極端な話、親亡き後でも、これさえあれば、一人で生きていけます。
施設に入ったとしても、これがあれば、他の人が連れて行ってくれます。

今は定期的に通っているのは歯科と精神科くらいです。

それぞれで、どんな会話を先生にしたらいいか、
マニュアルがあるといいですよね。

実際、精神科で何を話したらいいか、私もわからないことがあります。



教育相談の先生が精神科に通う時の例文を書いてくださいました。


①身体のこと
・眠れているか
・ご飯は食べられているか

②生活のこと
・夜寝る、朝同じ時間に起きるができているか
・はみがき、顔洗いできているか
・学校の準備ができてから行くか
・勉強でわからないところはあるか

③コミュニケーションのこと
・いじめられているか
・嫌がらせをうけているか
・気分がイライラするか
・腹が立ったことがあるか
・うまく伝わらなくて困っているか

④その他
・頑張っている途中のこと(これは私が足しました)





こう紙に書いたものを病院に行く前に見せていました。

今後は携帯できるサイズにする予定。
あーくんは「なんでこんなもん、俺が見らんないけんのか」と言っていましたが。^_^;

 

 



で、病院で。

先生からこう聞かれます。
「学校楽しく行ってる?」
→「部活とか。○○中に連勝中です。」

「勉強難しくない?」
→「はい」

「生活支援センターに通ってるよね。何してるの?」
→「ゲームとか」

「どんなゲーム?」
→「他の人と通信」

「嫌なこととか、気になることない?」
→「学校内で失敗します。」

「どんなこと???」
→「いろんなことをして失敗してます」

「最近は?」
→「作業している時。間違ったことをする」

「作業ってなにしてるの?」
→「畑とか。草抜きしたり、新しい土したり」


初めて困ったことを先生に伝えることができました!!!!びっくり。
きっと、あの受診マニュアルのおかげでしょうね。
まだ試作品の段階なので、どんどん進化させていきたいですね。


「さっき、上手に先生にお話できたやん!!」支払いのために待っている、待合室でそんな会話をしました。
あーくんが「しゃべりたい」という気持ちが出せる場所がもっと増えるといいな~




病院の後、中学校に行きます。
支援学級に行くと、誰もいません。
「あ~パソコン室ちゃうんか?」
あーくんがそう言います。
じゃあ、行こうと、パソコン室に行くと
みんないました。
数学の時間だったのです。
でも、あーくんは交流で道徳でした。

といっても、あと10分もないくらいの時間に着いたので
「あーくん、もうこっちでいいよ」
そう数学の先生が言ってくれます。


あーくん、しっかりしてるな~
すげ~♪

と思いました。

(子どもが思春期以降は言葉をかなり砕けたものを私も使っています)