小学校1年生の頃、交流学級の先生とお話をしていて教えてもらったことです。

 

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一年生になってすぐ、あーくんはほとんどの時間を交流クラスで過ごしていました。

国語のひらがなのプリントをする時間、みんな書き終わったら、

「できたー!!」と言っていました。

一年生ですから元気ですよね。

ただ、それを聞いたあーくんは、あせってしまい泣いていたそうです。



そこで交流学級の先生が

「できた人は、良い姿勢をして、だまって待とうね」

と言うと、みんなそうするようになったそうです。


そうすれば、先生も終わった子がすぐに把握できますし、

あーくんも焦らなくてすみますね!

ナイスアイデアですね!!



その後あーくんもプリントを時間内に書けるようになると、

「できたー!」と言っていたので、

「あーくんも良い姿勢でだまって待とうね」と言われ、

そうするようになったそうです。


もしかしたら、みんなが「できたー」と言った時、

焦っていたのはあーくんだけではなかったかもしれません。


先生がされたことは、きっかけはあーくんだったかもしれませんが、

あーくんのためだけではなく、

他の子にも良かったのかもしれませんね。


よく、障がいのある子どもにとって良いことは、

すべての人にも良いと言われますが、

まさしくその通りだと思います。


ソフト面のノーマライゼーションでしたo(^-^)o