小樽の寿司屋、おたる政寿司の三代目の中村圭助です。
八月いっぱいを持ちまして、小樽のウニ漁は終了しました。
今年のウニは質は例年並みでしたが、数も少ない、値段も高かった^^;
今年の最高値は歴代のウニの値段でも一番高い値段でした。ウニが少ない理由はいろいろあるんだけど、大きな流れで一言でいうと時代の流れなんです‼︎
今後、価値をわかっていても伝えることができなければ使うことができなくなるでしょう‼︎
魚に関してこういう傾向は全体的にあります。春のカツオに始まり、最近では鮭の流し網漁が禁止になる問題、海外を中心とするサンマの乱獲、などなどほとんどの安くて美味しいと言われていた魚介類が少なくなって値段が高くなっていきます。
残念なことだけど、やはり商品の価値をしっかりと伝えていくというのが現状のやるべきことだと思います。
話はちょっとそれてしまいましたが、9月の北海道のウニ漁は島のみになって、一番安定しない月です。でも、利尻、礼文のウニは最高に美味しいです。できるだけ切らさないで安定して提供できるように仕入れも頑張るつもりです。
10月になると太平洋側のウニ漁が始まるのでまたまた美味しいウニが入ってきます。
昔は冬はロシアのものばかりで美味しくなかったんですけどね‼︎
こんな感じで、良くなるなるところもあれば悪くなることもその倍あるというものですね‼︎