昔小樽は「女人禁制」だった(小樽歴史物) | 小樽の老舗の寿司屋 おたる政寿司 中村圭助のブログ 

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先日、75周年記念事業で弊社から「小樽歴史物語」を出版し、

小樽の全小学校に歴史の勉強に役立ててもらうことを目的に寄付させてもらいました。



僕も、本を読ませてもらいましたが、

小樽のいろんな面白い歴史を知ることができたので、少しづつ紹介していきたいとおもいます。



いきなりですが、

小樽は昔、女性が住むことを許されていませんでした。

「女人禁制」だったのです。


これは、差別でというわけではありません。

1600年代の話です。


当時の北海道(蝦夷地)はある意味外国として扱われていたのです。

ニシンが豊富にとれることから、

ニシン漁の時期のみ暮らすことができて、漁期が終わったら戻らなければならなかったのです。

そういう中で、女性が立ち入ることを禁止していたみたいです。



1800年代になると、

ニシンがさらに北上し、漁場が東にうつっていき、

いたるところで定住化が進み、

「女人禁制」も解かれ、女性も住むようになっていったらしいです。


女性が住むようになってから、小樽の街もどんどん栄えていきました。



面白いですね!!