引きずらない心
引きずらない心
教えに
「われをもうらみず人をもうらみず、心をやすらかにくよくよおもはずに御養生なさるべく候。」
「自分自身を恨むこともせず、人をも恨むことなく、心を安らかに色々と案じることもなく、心の養生に努めなさい。」
とあり、相手を恨む心が起こってきたとしても、何時までも引きずらない心に切り替えていくことの大切さを教えていただいています。
私たちは暮らしの中で、波長の合う人もいれば噛み合わない人もいます。
中には騙す・裏切る人もいますが、そんな人に心奪われて日々を送っても、余計苦しみが増すばかりで、結局恨み・辛みからは得るものは何もないということです。
騙されたり裏切られたことに、何時までも引きずらない心に切り替えていき、何時かは「相手を許す心」を持てる器の大きな人間になりたいものです。
人を恨むことより人を許せる心を持つことがどれほど大切なことか、そしてどれほど素晴らしいことか計り知れません。
そのように心の器が大きくなっていけば、その人の人生は光り輝くのでしょうね・・・きっと!