適当に夢歩き -3ページ目

適当に夢歩き

なんかもう色々と適当に書いています。

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透明な猫を友人の守屋さんから預かった。
夕方ごろ引き取りに来るという約束だったが・・・。
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夕方になっても守屋さんからの連絡が何もないので
こちらからしてみることにした。
しかし、いつも通り留守電に繋がるだけだ。
今のところ特に問題はないが、今日の夕方ごろ来ることに
なっているのでどうしたものかと、
缶詰を食べている見えない猫を眺めながら考えていると
すぐに折り返しの電話がかかってきた。

『ごめん。ちょっとまだいけそうにないんだわ。
もしかしたら、夜中になっちゃうかもしれない』
まだ忙しいようで、早口だが申し訳なさそうなのが伝わる。
「なんか大変そうならもう一晩くらい預かってもいいよ」
『あーほんとに?大丈夫?そうしてもらうと、助かるわ。』
「あ、でも明日一日はちょっと厳しいけど」
『じゃ明日朝一で引き取りに行くよ。ほんとごめん。
で、どう?平気だった?なんか変わったことは?』
「特に問題なし。相変わらず見えないけどね」
『そっか。じゃ朝なるべく早く迎えに行くから。よろしく」
そうしてもう一晩だけこの見えない猫と過ごすことになった。

夜になり今夜も猫はケージで寝るだろうと思っていたら、
突然何かがベッドに乗っかってきた。ちょっとびっくりしたが
あの猫以外にないので、さすってやるとまたごろごろと
喉を鳴らしだす。そして、わき腹にくっついて丸まって
寝たのが感触と雰囲気で分かった。
こうやって暗い中で目をつぶって触っていると普通の猫と同じだ。
このまま飼うのも悪くないかもと思いながら眠りについた。
だが、そんな心地よい気分も次の日の朝吹っ飛ぶことになる。
朝起きると大変なことになっていた。

続くと思う

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