群馬県の上毛高原駅にやってきました。
今日はここから、新潟県との県境「三国峠」を走ります。
上毛高原駅から国道17号線沿いに越後湯沢駅までを走ります。
距離は51kmと短めです。上越国境という響きにそそられいつかは走りたいなと思っていた道です。
9時過ぎくらいに上毛高原駅に到着。
もっと早く起きて、長岡あたりまで走ろうと思いましたが、仕事が遅くなり寝坊しました(笑)
最近平日の帰りが遅くて自転車へのモチベーションもあまりあがらず、家でのんびりしようかなと思っていましたが、
冬になって走れなくなったときに走りたくなってしまいそうなので、遅くからでも少し走ろうと🚴
寝起きは移動が面倒だと思いながら、目的地に降り立つとやる気が段々湧いてきます💪
赤谷川沿いに国道17号をひたすら進みます。
湯宿温泉のあたりで「さんさんばし」が見えます。
草津・水上・伊香保と群馬には有名な温泉がたくさんありますが、この湯宿温泉も三国峠の宿場町として栄えたようです。
しばらく走ると赤谷湖に到着しました。
相保ダム建造とともにできた湖のようで、この周辺に猿ヶ京温泉があります。
このあたりまでは割と交通量も多く路肩も狭かったですが、走るのが嫌だなって程でもなかったです。
猿ヶ京温泉を過ぎるとかなり山深くなってきました。
登りってきついですけど、国境(県境)に向かっている感じがすごい好きです。
一時的にすごいきれいな道になります。ホントに一時的に(笑)
相当荒れてたんでしょうか、、、
30kmほど走って、上越国境の三国峠・新三国トンネルに到着。
ここを越えると新潟県か~と興奮するのは特殊な性癖でしょうか(笑)
一般道で群馬から新潟に行こうとすると、この国道17号しかないんですよね。
気候や地形の厳しさでここしか道路を作れる場所がないと考えると、道を作った人は凄いなと。
登山道は至る所にあるようですが。
トンネル付近を少し散策します。
2022年の3月にトンネルが付け替えられ、左側の新三国トンネルが現在のトンネル、右側が以前の三国トンネルになります。
三国トンネルの頃は路肩も狭く、関越トンネルを通れない危険物積載トラックとかが結構通るので渡るのは危険かなと思ってましたが、新トンネルになって道幅が改善されたようです。
ただ、旧トンネルの方が旅情を感じさせますね🚴
新潟側から来るとこの看板が拝めます。県境の看板ってすごい走ってきたなって気分にさせられます。
9月の下旬でまだまだ暑い日が続いていましたが、風が結構強いのでウィンドブレーカーを羽織ります。
いよいよトンネルを通ります。
ちなみに、上越線の清水トンネルが13km、上越新幹線の大清水トンネルが22km、関越自動車道の関越トンネルが11kmと、他の上越国境と比べると距離はかなり短めです。
歴史的に見ると、三国峠が当初の主要な道で、距離の短さで清水峠が注目されるようになってきたようです。
トンネル内は路肩も十分にあり、快適でした。あっさりと国境を越えまして、、、
新潟県湯沢町に入ります。
新潟県側の三国トンネルも旅情を感じさせます。壊すのかもしれませんが、ぜひ自転車・歩行者専用にしてほしいです。
ここからはほぼ下りで越後湯沢駅を目指します。
下ってすぐに、苗場に到着しました。
夏のフェスとか冬は人で一杯なんだろうなと。この日はすごく閑散としていました。
そして、結構強めの雨(笑)
「国境の長いトンネルを越えるとそこは雪国だった」と小説のフレーズでもありますが、天気が激変、、、
因みに小説の方は清水トンネル側です。
とりあえず慎重に急ぎます🚴
昔登ったことのある平標山の登山口を通り過ぎます。そういえば登った時も雨だったなと(・・;)
まあまあずぶ濡れになりましたが、無事に越後湯沢駅に到着しました^^
結構体が冷え、お腹も空いたので、駅にある温泉に入りご飯にします。
駅になる小嶋屋さんに入りました。今年3回目です(笑)
へぎそばは食べませんでしたが、天ぷら・合鴨のスモーク・八海山で一杯やり大変満足でした^^
というわけで、念願の三国峠を制覇しました。
仕事で帰りが遅いと、週末どこに行くか考えるのも、早起きするのも億劫になってしまいますが、モチベーション上がらない時は無理に走らないでもいいと思っています(趣味なんで)
ただ今回50kmと短い距離でしたが、やはり自転車に乗ると気分あがるなと、改めて好きなんだなと感じさせられました^^