そんな折、今日入院したと思われる妊婦さんのお産が始まった模様で、陣痛による叫び声か何かが聞こえてきた。
しんどそうだけど、今の私からするととても羨ましい。
その声に触発され、個室で1人スクワットをしてたらやってきた助産師さんに、夜はそんなに無理しないでくださいねー、明日陣痛促進剤入れたら体力使うかもですからね(*^_^*)と言われた。
なるほど、と思いまた布団に腰掛けた。
早く陣痛来ないかな。
主人や、明日来る予定の方々に早く会わせてあげたい。
それにしても、寝れるかな。
6:50
おはようございます(≧∇≦)
1時におやすみして、2時間半おきに起きてお手洗いと寝返りだけ打って、まさかの初日よりしっかり寝ましたよー笑
息子くんリラックスしすぎ汗。
出てきましょう本日は!
血圧87/50 熱もいたって平熱。
昨晩の妊婦さんと思われる方、まだ頑張ってる。
私も続きたいな。
このあと多分先生の検診と、陣痛促進剤入れてく感じだと思います。
7:25
モニターを装着。
今日は子宮口を柔らかくするような成分の入った陣痛促進剤を使うみたい。
モニターをつけてくれた助産師さんが今取りに行ってくれたます。
戻り次第点滴も開始。
子宮口が柔らかくなる成分の入った陣痛促進剤の点滴開始!
変化あるかなー。
7:44
先生がいらして内診をした。
3センチ60パーセントマイナス2、という呪文を確認。
昨晩と変わりないらしい。
8:50
朝食が来ました。
朝食のタイミングで、陣痛促進剤を20から60ml/hに変更。どうなるかなー。
入院の前の日に下剤を飲んだのだけど、入院中はなぜか戻すことなく全部食べれてるから、そろそろお腹にもたまってきてる気がする。
でも出産と下剤のタイミングが重なったら最悪だし、対応に困る。
12:00
10:30位から陣痛促進剤の効果が出始め、とても痛む。痛い。本陣痛になるか。どこまで我慢すれば良いのか。わからん。
12:15
昼食がくる。が、とてもいたくて食べれない。
主人にあげる。
トイレに行った時に異変が。
モニターで赤ちゃんの心音が下がってしまった、、、!
私のお腹も痛い。
145前後あったものが、何故か60-70に・・・。
主人もそこにいたのだけど、その間、沢山の産科の先生方や助産師さんが目まぐるしくやってきた。
まじ沢山きた。
緊急でエコーや内診(3からやっと子宮口が4センチになってたのに!)を行う。
赤ちゃんの調子は戻ったものの、ここから長いお産になるとまた心拍が下がる危険が無きにしも非ず、ということで、緊急で帝王切開に切り替えとなりました・・・本気でイヤー!!!!!
帝王切開になるとは全く考えもしてなかったので、何も情報がなくとても怖かった。
でもしょうがないし、よく言えば今日中の決まった時間に息子くんに会えるし!!と無理やり前向きに考えようとするもやっぱり和痛分娩がいいー!
やること
●胸部レントゲン撮影
●脊椎麻酔の追加
●麻酔時トイレに行けないので、尿道カテーテル挿入
●心の準備
●保険関係に連絡笑
妻として、帝王切開に決まった瞬間に保険関係の連絡をしてた現金な私。
女性特約に入ってるし、入退院の給付金も出るわ!とか考えたf^_^;)
そこから陣痛室から分娩室にうつり、移動式のレントゲンで胸部撮影や、尿道カテーテルの挿入(人生初で、衝撃これは変な話、処女喪失くらいの衝撃がある。2度としたくない)!
で、準備が整ったら手術室に移動。
手術室で脊椎麻酔を背中からやるのだけど、これは昨日と同じくチクっとする程度で、さほどいたくないです。
正直、この時点でいっぱいいっぱいで、手術したくなさすぎて、心の準備どころかもう考えて反応することを放棄。
私には色々無理だ。という悟りの極地。
で、麻酔と悟りで何も感じなくなったところであれよあれよと手術が進む。
沢山のお医者様、助産師さんが私を励ましてくれる。
感謝の念でいっぱいになる。
そのとき、赤ちゃんに会ったら何を言おうか考える余裕が生まれた。
まずは
可愛いね、私のもとに産まれてくれてありがとう。
そして、
一生愛しますよ。
手術がすすみ、医師にお腹をギューギューと3.4回押される(感覚はあるが、痛くはない。ちょっと苦しい)。
このとき16:26...
そして、、、、
16:28
ふぇー・・・あー・・・!
と可愛い声。
うまれた!!
私もここで感動して泣く。
お医者様が、痛かった?と確認するも、近くの助産師さんが、感動しているようです!とこたえてくれた。
で、助産師さんが子供を綺麗にしてくれてる間、私のお腹の縫合やら何やらをしてくれ、手術室で手術終了少し前にご対面。
本当に可愛い。
知的な、主人に似た可愛さ。
口のぷるんとしたところなんかとても似ている。
泣き方も可愛いしなんか知的。
必要最低限泣いて、すぐに落ち着いてた(*^_^*)
私は麻酔に身を任せて、終わったと同時に皆さんに委ねて病棟に。
つづく