外回転術のこと その2 | 育児献立ざっくり料理フィギュアスケート

育児献立ざっくり料理フィギュアスケート

伊藤みどり氏の3回転半ジャンプ時代からのフィギュア好き。主婦で歯科衛生士(矯正)でアメーバマイスター。
安定期のないハイリスク妊娠出産記録と育児献立ざっくりレシピフィギュアスケートでできています。

前回の外回転術のこと その1の続きです
妊娠36週での逆子が発覚し、外回転術での入院までのことを書いています
もう半年近く前のことですし、その後も息つく間もなく育児に追われるうちに記憶がだんだん薄れてきています
覚えている範囲での記述であることをご了承ください
今回は外回転術中のことを書いています


いよいよ分娩室に到着
午前11時に開始でした
しばらく入院していた為に全四回の母親教室のうち二回行けず、分娩室の見学をしないままでした
産むときに初めて入るかなー、と思っていたのですがまさかこんな形で見ることになるとは
見学どころか使用ですね

仰向けになり、下半身を高い位置に設定します
お腹の上から胎児をぐりぐり触って動かします
滑りが良くなるように、油やエコーで使うジェルをお腹に塗ってから行います

主に施術するドクターの他に術中にエコーで確認する助手のドクター、助産師さん数人に囲まれていました
他には若いドクターが一人見学してました
雰囲気は明るくおしゃべりしながら和気あいあいといった塩梅で、緊張してはいましたが随分気持ちが楽でした
ちなみに、術者のドクターは外回転術の専門だとか
エコーのドクターは主治医でした

先ずはわたしから見て左にくるくる
案外簡単に回りそうかと思いきや、お腹の左下辺りでどうも引っかかった感じ
どうもそれ以上動かない
仕方がないので反対回しを試みるも、右側の下辺りには筋腫があるので押さえると痛いのなんの
子宮の外にできるタイプなので、モロに刺激されたわけです
これは無理だということで、もう一度左へくるくる
しかしやっぱり同じ場所で引っかかってしまいます

ここまでで開始からだいたい一時間くらい
痛い痛いと聞いていましたが、思った程ではなかった
上からお腹を押されるので痛いことは痛いけど、筋腫が腫れて痛んだ時に比べれば大したことはありません
痛みの種類は違いますけどね
大事に大事にしてきましたが、こんなに押さえても意外と大丈夫なんだなー、というのが正直なところでした
(わかってない人が闇雲に押すのとは違うけれど)
とはいえ、結構力一杯押されるので「運が悪ければ胎盤が剥がれる」というのもわかる気がしました

先生は汗だくだし、もうお昼だしわたしも疲れてきたしで一旦休戦
午後からは手術があるとのことで、夕方再開することになりました

病室に帰って夕方まで待機です
まだ終わっていないので、お昼ご飯は食べられませんでした
変わりに栄養剤を点滴してもらいました
お水も飲んではいけないと言われましたが、さすがに渇きが限界
点滴に来てくださった助産師さんによると、次の施術まで時間があるので「口を潤すくらいならいい」と
でも我慢できなくて少し飲んじゃった

それからは夕方にお呼びがかかるまで、ベッドの上でひたすら点滴が落ちるのを眺めて過ごしました



続きはまた今度