感じないことを感じる能力☆ | 統合失調症の息子を見守る料理好きオヤジrenkxonの日記

本日のブログテーマは、

2日前に引き続き、

 

帚木蓬生の「ネガティブ・ケイパビリティ」を読んで、

印象に残った文章を書き記すことです。

 

本文からの引用は赤字で示しました。

 

第1章 キーツの「ネガティブ・ケイパビリティ」への旅

p26-27

 

『「経済的困窮の中で「受け身的能力」へ』 から

 

 この頃、キーツの生計は、

いよいよ枯渇していました。

 

好評のうちに迎えられた処女作も、

大きな収入はもたらしません。

 

 経済的な困窮の中で、

詩作の苦しみから、

 

キーツが導き出した概念が、

「受身的能力( passive capability)」です。

 

キーツはこれを言い換えて、

共感的あるいは「客観的」想像力と言います。

 

これが「エーテルのような化学物質」で、

想像力によって

 

錬金術的な変容と鈍化をもたらして、

個別性を消し去って、

 

詩人は対象の真実を把握できると

考えました。

‥途中省略‥

 

キーツの手本はあくまでも

シェイクスピアであり、

 

読みふける間に、

シェイクスピアが持つ

 

「無感覚の感覚(the feel of not feel)」に

気がつきます。

 

対象に同一化して、

作者がそこに介在していない境地をさします。

 

ここにキーツはシェイクスピアの

情感的、霊的な偉大さを

 

内在化させたのです。

 

 キーツにとって、真の才能とは、

不愉快なものでもすべて

 

霧消させることのできる、

想像力の持つ強さです。

 

シェイクスピアの登場人物がそうで、

 

その行動が読者の心の中で

現実性を増すのです。

 

 この「感じないことを感じる」ことや、

「受身的能力」の概念が、

 

1817年12月のジョージとトムの弟二人に

宛てた手紙の中に登場する

 

「ネガティブ・ケイパビリティ(negathive capability)」

の概念に結実します。

 

 この手紙のひと月前まで、

「真の才能は個性も持たず、

 

決まった性格も持たない」

と言っていたキーツが、

 

真の才能は個性を持たないで存在し、

性急な到達を求めず、

 

不確実さと懐疑とともに存在する

という考えに至ります。

 

この能力こそが、

シェイクスピアのように、

 

他の人間がどう考えているかを

想像する力に直結すると結論したわけです。

‥以後省略‥

 

2日前の私一人の昼食

2色丼

 押し麦ご飯(朝と同じ)、絹さや、塩、鮭フレーク

焼きウインナー

 ウインナー、こめ油、種入りマスタード、

カブと里芋の味噌煮

 カブ、カブ葉、里芋、だし汁、砂糖、みりん、味噌、

 クミンシード、

デザート

 R-1ヨーグルト

 

昨日の私一人の朝食

玄米の雑炊

 アマランサス入りロウカット玄米ご飯(冷凍保管)、だし汁、鶏卵、

 牛蒡、人参、カブ葉、玉葱、ブナシメジ、九条ネギ、みりん、薄口醤油、

 塩、卵用醤油、鮭フレーク、

 

昨日の私一人の昼食は外食でした(スパゲティナポリタン)。

 

今日の私一人の朝食

20穀ご飯

 精白米、20穀混合物、

サンマの塩焼き

 生サンマ、塩、こめ油、酒、大根、濃口醤油、レモン、

ポテトサラダの胡瓜巻き

 ジャガイモ、人参、胡瓜、ピクルス、塩、マヨネーズ、白胡椒、

 種入りマスタード、

 

これは、年末に開催予定の

ホームパーティー持参用の試作で、

胡瓜を、「鉛筆を鉛筆削りで削るように」

斜め方向に桂むきし、

水にさらしておくと、

丁度よい形の「器」ができます。

それにポテトサラダを入れました。

比較的、想像通りにできました。

 

当日は焼きミニトマトと合わせて、

つまようじに刺そうかと思案中です。

 

味噌汁

 だし汁、ブナシメジ、牛蒡、絹さや、味噌

 

今日の私一人の昼食

3色丼

 鶏卵、ナチュラルチーズ(マスカルポーネ)、生クリーム、白胡椒、

 絹さや、塩、鮭フレーク、大葉、レモン果汁、20穀ご飯(朝と同じ)、