誰にだって(自分にとって)好きな人や

愛おしい人、守りたい存在っていますよね


そんな時、大切な人が苦しんでいたり

悩んでいたりしたら(意図せずとも)守りたいと思うものだし、ついついアドバイスが熱くなってしまう。


そしてこの記事を踏まえたうえで

相手を信じるという愛を用意した上で

のハナシ。



今日の記事は愛する人を守ることの続編。




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愛してる人

大切な人


もしくは、この人のチカラになってあげたい

この人の辛さを自分が少しでも軽くすることで役に立ちたい…


と思った時



大抵は、あなた(自分)にとって

相手の問題や悩みは

たいした悩みじゃない

ように見えるものです。




なんでそんなコトいつまでも悩んでるの?

どうしてあとちょっとこう出来ないの?

そんなの贅沢な悩みじゃないか…

いつもソレで悩む事の繰り返しだなぁ(またやってるよこの人…)




そんな風に自分の目からは見えるものです。




何でかというと

悩みというのはその人がバージョンアップ

するための儀式なんですね




だから、自分には簡単そうに見える課題が

その人にとってはとても大きな課題なのです



そして、その課題はその人にとっての

心理的弱点そのものだったりするのです。




そう考えられないから辛い

そう捉えられないから苦しい

その勘違いをしているから進めない



まさに役者は揃ったかのような

環境、状況、タイミングの全てが

ピッタリとハマった難題





でも、周りの人にとっては

あなたにとっては


え、なんでそんなカンタンなこと分からないの??ってテンションの問題・課題だったりする。





ここでチョーカンタンな問題が解けるあなたは

意気揚々と代わりに解いてあげたくなる

のですね。




助けてあげたいから

辛さを軽くしてあげたいから

苦しみを取り除いてあげたいから


つい代わりに、やってあげたくなる!




あなたのその優しい気持ちと愛が相手に差し出される瞬間とも言えますね


しかし、大抵の場合相手にとってそれは

歓迎すべきことではありません。





自分のレベルアップ、バージョンアップの儀式は自分でするからこそ実力となるのに

誰かがやっても(助けてもらっても)意味がないからです。



周りの人やアドバイザーが

結果を出してあげたり

正解へと誘導したり

無理矢理言うことを聞かせたり

した場合は


さらにその本人にとっての実力にはならず

ワカラナイのループに突入し、解決をただ先送りするだけ(ツケにしておく)の行為になってしまいます。






心優しいあなたは

愛を差し出したというのに


・相手は変わらないし

・言うことを聞かないし

・分かってくれないし

・迷惑がられたり

・上手くできなくてコッチが落胆したり

・相手にガッカリしたり(されたり)

・感謝もされないし

・ありがとう!とも言われない


ことに悲しくなると思います

愛を表現したのにこんな悲しい気持ちになる

せっかく"あなたのために"力を尽くしているのに全然分かってくれない

なんなら反撃、攻撃されたり

なんなら「あなたには分からないよね」なんて言われたり…!


もう愛なんて相手に差し向けたくない

もう愛することでこんな悲しい思いはしたくない


と思うことでしょう。





でも


人を愛すること

人に優しさを向けること

人に思いをかけること


をどうか引っ込めないで下さい

どうか自分をさげすまないで下さい。





あなたの愛はちゃんとあったし

あなたの想いと優しさはちゃんとこの世に素晴らしい輝きをもって神聖に美しく生まれたんです



たとえ相手に喜ばれなかったとしても

感謝されなかったとしても

愛を返してくれなかったとしても


どうか悲しまないで

どうか自分の愛が生まれたことを後悔しないで。




あなたの愛と優しさを誇りに思ってください

あなたが誰かを大切に思ったその気持ちを

否定しないでください

疑わないでください


あなたのその気持ちは

相手に評価されるから正しかった

間違っていたというような類ものではないのだという事を忘れないで下さい。




相手を愛した分だけあなたは輝きました

相手を愛した分だけあなたは幸せでした

相手を想った分だけあなたは大きくなったのですから。




あとは相手の問題

あとは相手のタイミング

そして相手の気持ちなんだと区切りをつける




私もしたいようにした

相手だって自由だ



そしていつのタイミングで何をどう感じて

体験して、学んで、選ぶかは

相手の人生をかけた大きな儀式なんだ

これは相手の大切な人生の学びでありミッションなんだ



そう思っていてほしいのです。





オトナになるだけ寂しくなる

オトナになるぶん孤独感が募る



そんなの嘘です



誰かに理解されないんじゃない

あなたは誰かに理解されるから繋がっているのでもなく、誰かに分かってもらえるから価値があるのではないんです


それとこれは全く別の次元のハナシ。



あなたが愛した分

あなたが人を想った分

あなたが優しくなれた分


あなたの人生は確実に大きくふくよかに愛に輝いて豊かに実り続けているのですから。




ね、年を重ねるって素晴らしいでしょ?

ね、生きることって怖くないでしょ



あなたは自由


例えいくつになっても

とてつもなく自由で無限大に大きく成長していく種なんですよ。