『受け入れ難い変化を恐れないでください』 | 新!広い空の下で…唱題行日記 結社だよ!!全員集合♪

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仙台駅前で、お題目をお唱え始めて早いもので10年が経ちました。

また、この度、自宅を結社とすることにしました。

駅前での唱題行とともに、更に真剣に精進していこうと思っております。

今日7月17日、あなたへ送る法華経からのメッセージは、

『受け入れ難い変化を恐れないでください』



『常無憂悩 又無病痛 顔色鮮白』

(じょうむうのう うむびょうつう げんしきせんびゃく)

※妙法蓮華経安楽行品第十四から


この文言のある安楽行品は、お釈迦様が「悪世に法を広めるための心得」を菩薩達に伝える章です。


安楽行というのは、

“安らかな心で、自ら願って行をなす”

ということで、基本的な法が4つあります。


①「身安楽行(しんあんらくぎょう)」

②「口安楽行(くあんらくぎょう)」

③「意安楽行(いあんらくぎょう)」

④「誓願安楽行(せいがんあんらくぎょう)」

です。


①は、振る舞いについての心得と、交友についての心得。

②は、口に関する振る舞いの心得。

③は、精神的な心得。

④は、“この法を弘める”という、大慈大悲の誓願に関する心得です。


安楽行品には、法華七喩のうちの一つ、

『髻中明珠喩(けいちゅうみょうじゅゆ)』があります。


この譬えは、大王が他者を打ち破った勇者に、ありとあらゆる宝を褒美として与えたのに、髪の髻(もとどり)の中の明珠だけは最後まで与えず、内なる魔をも打ち破った聖者に与えたという話です。


大王の髻の中にあるという、いかにも特別な明珠は、

最上の教え、法華経のことです。


最後まで与えないのは、最上故に“誰彼構わず”渡してしまうと、受け取る準備ができていないひとにとっては、混乱を招き逆効果だからです。


最善のタイミングで説かれる法華経を読誦すればどうなるかを伝えているのがこの文言で、


常に憂いや悩みがなくなり、病や痛みもなくなり、顔が白く美しくなる(徳が表れる)と記されています。


2度と来ない今日という1日、大切に生きていきましょう。