『思いやりの心』 | 新!広い空の下で…唱題行日記 結社だよ!!全員集合♪

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仙台駅前で、お題目をお唱え始めて早いもので10年が経ちました。

また、この度、自宅を結社とすることにしました。

駅前での唱題行とともに、更に真剣に精進していこうと思っております。

今日7月16日、あなたに送る法華経からのメッセージは

    『思いやりの心』



『如以甘露灑 除熱得清涼』

(にょいかんろしゃ じょねっとくしょうりょう)

※妙法蓮華経授記品第六から


この文言は、弟子達がお釈迦様に授記を願った言葉で、

現代語では

「もし私達も仏になれると言ってくださったら、私達は我が身に甘露を灑がれて、熱が取れ、清々しくなる心持ちでございます」となります。


「自分達の将来のことを保証してもらえないと不安です」という言葉を表面的に解釈すると、

師匠に依存する自立してない弟子達といった、あまり良くない印象を受けるかもしれません。


そうした言葉を受けたお釈迦さまの返答は、

『甘えてはいけない。誰に保証されずとも自分を信じて進みなさい」

そういった叱責する内容ではなく、

弟子たちの思いを汲んで、「お前たちなら大丈夫だ。仏になることができる」と仏になった暁の名前を教えてあげるというものでした。


これは、先達が後進(親が子供)を導く際にも参考にしたい対応です。


不安だからといって、実践を行うのはもちろん本人達で、師匠が代わってあげるわけではありません。  


未知の世界に不安でいっぱいの者達を、わざわざ怯えさせることはなく、大きな懐で包み、そして背中を押してあげる。

それはなかなか出来ないことであり、お釈迦様の大慈大悲が表れた文言です。


今日も素晴らしい1日になりますように‼️。