今日6月25日、あなたへ送る法華経からのメッセージは、
『自分を認めること』
『以無価宝珠 繋汝衣裏』
(いむげほうじゅ けいにょえり)
※妙法蓮華経五百弟子受記品第八から
この文言は、「衣裏繋珠喩(えりけいじゅゆ)」の中に出てきます。
お金持ちの男が、貧乏暮らしの親友の元を訪れます。
酒を飲み、寄って寝てしまったその友の着物の裏に、お金持ちの男は、その友達が豊かに暮らせるようにと宝石を縫い付け、起こすことなく立ち去りました。
けれど、当の本人は宝石には全く気付かず、これまで通り貧乏暮らしを続けていました。
お金持ちの男が友と再会した時に、相変わらずの貧乏な様子に驚き、宝石を縫い付けていたことを教えると、ようやくそれに気がついて、それを糧に豊かになることが出来た、という話です。
この例え話に出てくる宝石とは、
『仏種(ぶっしゅ)』を表しています。
『仏種』とは、仏となる種のことで、簡単に言うと、悟りを開くきっかけとなるもの。
仏種を持っていることに気づいていない、つまり、
『自分の尊さに自覚がない』ということです。
気が付かないだけで、誰にも皆、
『仏種』がある、ということは、
自分も即ち、『仏』であるということです。
とはいえ、仏とは単に、
『煩悩を滅した者』と言う意味ではありません。
欲望を克服しただけでは、
『肉体を持った人間だからこそ得られる、喜びをも放棄した状態』で、
自分自身の性質や可能性を否定した状態にあります。
本当の仏とは、その状態からさらに進み、
『真の安心の境地にいるもの』
ということです。
誰の着物にも、“仏種”が、縫い付けてあることを伝えてくれています。
自分の限界を超えて、可能性の幅を大きくして行きましょう。
見える世界が変わってくることでしょう。
そんなあなたに力を貸して下さる神様は、
『天照大神』(アマテラスオオミカミ)
『叡智』(見通す力・優れた知恵)
「あなたには物事の本質が見えています。
今その力を人のために使って下さい。
あなたが現れることを待っている人がいます。
失って初めてあなたの存在の大きさに気づき、救いを求めています。
許すことで再び陽を照らす事になるでしょう。
御利益は…、
国土安泰、福徳、開運、勝運、あらゆる神徳を発揮する。
今日も素晴らしい一日になりますように🌈🌈🌈。