『足る事を知る』と、人生が楽になる。 | 新!広い空の下で…唱題行日記 結社だよ!!全員集合♪

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仙台駅前で、お題目をお唱え始めて早いもので10年が経ちました。

また、この度、自宅を結社とすることにしました。

駅前での唱題行とともに、更に真剣に精進していこうと思っております。

今日5月10日のキーワードは、


『本当は、全てが自分にちょうどいい』です。


今日のカードは、こちら💁。



カードに書いてある文言は、


◎是人少欲知足 能修普賢行

(ぜにんしょうよくちそく  のうしゅふげんぎょう)

※妙法蓮華経普賢菩薩勧発品第二十八より


自分にジャストフィットの『足る』を知る人は、人生の達人です。


「これは多すぎる」と遠慮せず、

「これでは足りない」と不満を言わず、現状を最善へと活かしましょう。


物事の過不足は、『幻』です。


今の状況に、ちょうどいいだけの豊かさが、あなたの元にあります。


『おたがいさま』、『おかげさま』で循環しているこの世界ですが、


『清貧(せいひん)』の思想で、


「持つものは、少ければ少ないほどいい」とか、


「今、あるもので充分」という生き方は、一見美しいもの。


でも、最小限にセーブすることは、世界への貢献を減らすことにもなります。


逆に、


「どんなに手に入れても、まだ足りない」とか、


「この部分だけは、どうしても満たされない」という不足感がある場合は、


なぜ不足感を感じるのか、少し落ち着いて、自分の心の中を覗いてみましょう。


手に入らないがゆえに、手に入った時の喜びや満足感は、確かにあるのですが、


とはいえ、手に入れることが出来たとしても、それを永遠に変わらず持ち続ける事は出来ません。


世の中の全ては移り変わり、生まれてはまた消滅する運命を繰り返し、永遠に変わらないものはないのです。


この事を、『諸行無常(しょぎょうむじょう)』といいます。


なので、


多過ぎず、少なすぎず、人それぞれに違う、


『ちょうどいい塩梅』、自分の加減を知りましょう。


ただ、注意したいところは、この『ちょうどいい塩梅』とは、


妥協点ではなくて、ヤジロベエの支点、


つまり、ちょうどバランスが取れる中心点、という事です。


仏教的な考え方として、普通は


『欲を持ってはいけない』とか、

『煩悩を断じて…』とか

『欲が苦しみの始まりとなるので無くすべきだ』と考える方も多いと思いますし、


そこが仏教の難しさだと感じる方も多いのではないでしょうか?。


けれども、


欲を全て消してしまったら、人間の本能をも否定することになり、大宇宙の理に叶いません。


『法華経』では、欲を持ってはいけないとは言っておらず、


ちょうどいい塩梅で満足することが、苦しみからの解放だと教えてくれています。



そんな今日のあなたに、力を貸して下さる神様は…、




瓊瓊杵命(ニニギノミコト)です。


「恩師の言葉」、「試行錯誤する時です」というメッセージがあります。


物事が停滞しているように感じているかもしれません。


今は季節でいうと、冬です。


数多くの種まきが必要です。自分が尊敬する人や、感謝してきた人の言葉を思い出し、振り返りましょう。


頭を垂れる稲穂のように、謙虚さで乗り越え、物事の中心に目を向ける時期です。

と、教えて下さいました。


ご利益は、

五穀豊穣、畜産、国家安泰、家内安全、厄除け、富貴栄達(富み栄え、身分が高くなること)

です。


今日も素敵な一日をお過ごし下さい✨✨✨。