【今更ながら】ひとりで行く宝塚歌劇団 星組公演「ANOTHER WORLD」【公演終了】 | Perfect Combustion - The Adventure Never Ends! -

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大人になってもバカでありたいのですが、うまくいかず単に「痛い人」になってしまうのです。どうやったら素敵なバカ「Fantasic Silly」になれるのでしょうか。そんなことを毎日考え続けるブログです。



あまりにもネタを溜めすぎて書く気も危うかったのですが、後々振り返ることすら危ういことに気づいたので書き起こしておこうと思います。

7月某日、平日のソワレ(つまり木曜日)に行ってまいりました。

星組「ANOTHER WORLD/Killer Rouge」






今回、自枠でA席が回ってきたため珍しくA席での観劇となりました。
→底辺の!会員には!B席すら回ってこない!
恐るべき宝塚歌劇団。

端的に申し上げますと



おもしろかった!おもしろかった!



前回の「ベルリン、わが愛」という作品が星組観劇デビューとなった訳ですが、今どう考えてもあれは星組には難しいというか、星組向きの作品ではなかったなと。
いや、星組ファンの方やベルリンがおもしろかった方には申し訳ないですが、あれはおもしろくなかった。(ごめんなさい)

(正直、どの組がやっても無理よ…話の内容的にはシアターサンモールもしくはスペース・ゼロでお願いしたい雰囲気)

それに打って変わって今回の作品は落語を題材にした作品で、近々では2017年にちぎみゆ退団公演となった雪組「幕末太陽傅」的なのかなと思ってたのですが、
もっと上方落語の殴り合いみたいな感じで、あんなのただの紅ゆずるさんやんけ!と思いました(笑)
捲り方といい、例の顔芸といい、テンポといい、完全に紅ゆずる役の紅ゆずるさんでした(笑)

ただ、全体的にテンポ感も非常に軽快で、最初はもたったかなー?なんて思っていたのも中盤からは心地良い速さで早かったです。
(三途の川まではクソ長かったなあと)

星組といえば「技術より個性!」みたいなイメージで、その典型がトップコンビな訳で2番手を除く以下スターさん方についてそれはそれはもう言葉にするのも憚られるくらいにアレなのですが
(劇場では気にならずとても楽しく見るのですが、芝居もショーも見たものは毎回必ず配信やCDを手に入れるので、そういった録音媒体や映像媒体だと些か厳しい感は否めない)
今回はそれを逆手に取るようなノリで配信を聞いててもとても楽しいです。(で、礼真琴さんのパートを聞いて「ああ本来みんなこうなるはずだったのか」と思うわけですが)

これね、あくまで「ANOTHER WORLD」に対する感想です。

Killer Rougeに関しては「個性は分かったから出アタマをなんとかしてくれい!」となった次第。
分かってたんよ…分かってたんよ紅ゆずるさんや七海ひろきさんのソレは…
むしろ皆様が口々におっしゃる十碧れいやさん麻央侑希さん的なソレはあまりにも覚悟しすぎて拍子抜けした感があります。思ったより…上手いとは言いませんが、前述の紅さん七海さんはところどころ聞き取れなかったマンだったので。

ただでもこれを台湾公演でやるということで、お客さんに楽しんでもらえるような振付のレクチャーも良かったと思います。(手前は小桜ほのかさんに夢中でやりませんでしたが)
ギラギラで、わあ最近の宝塚!って感じがしました。

個人的には、ミュージカルをいろいろ観たい派なので、宝塚みたいにきちんとお金がかかってるセットや小道具をそこそこお手頃に見られる点ではとても楽しく見させてもらっています。オリジナルの作品も多いですし、2.5次元もあるし、海外ミュージカルもあるし。スターさんよりは作品を楽しんでいます(なので立ち見とかクソ席で全体を見渡せるほうが嬉しいし楽しい)
ショーは、ひたすら綺麗で美人でかわいくて好きなお姉さんやおもしろお姉さんを愛でるタイムで、ただたたお姉さん欲を満たすだけ(笑)
→ご贔屓と呼ぶには何もしなさすぎるのでご贔屓とは言いませんが好きです。

さて、次はGWに見た1789か(笑)スター・ウォーズinコンサートか…


追伸

断捨離BBAはじめました