実はこっそり行っていた「宝塚歌劇団雪組公演 ひかりふる路 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜/SUPER VOYAGER!」
1回目は初日から3日後くらいに、2回目は翌週に、3回目は月末に（笑）
昨夏から宝塚歌劇団の観劇をはじめましたが、1公演複数回観に行ったのは初めてです。
あと、雪組さんの「幕末太陽傳」←トップコンビのサヨナラ公演が初観劇だったので、この公演から2周目に入ることになります。
芝居の方は、さすがフランク・ワイルドホーン氏書き下ろしというだけあって曲が良かったなあと思いました。
耳に残る曲が多かったし、そもそもトップコンビが歌ウマさんなので聞きやすかったです。
1本物でないと芝居の方はCD販売をしないのですが、抜粋して収録したものを販売するというアナウンスがありましたが、のちに全編収録に変更になるという、さすが望海風斗さん。確かにもったいなかった。
発売日以降にまだ日比谷に行っていないので、4月の中旬に月組さんの観劇ついでに買ってこようと思います。
レビューの方は、なんだかもう感動しました。。。
華々しいトップコンビの本公演お披露目にぴったりで、特に「Diary」の場面は狙い過ぎだろうと思いましたがｗ
同期の組替えによる玉突きでの自身の組替え、それでも比較的順調に出世した望海風斗さんでも研15までかかって上り詰めたトップスターの座ですから、きっと花組時代の上級生や下級生の頃からのファンの方にとっても本当に待ちに待ったお披露目公演であったと思います。
それが存分に感じられ、望海さん自身の魅力もさるところながら、団体で強い雪組らしさが生かされた演出だったなあと思います。
どこかで「雪組はアイドルグループっぽい」という表現をされている方をお見かけしましたが、本当にアイドルグループやりやがったあたりは笑いを禁じえませんでしたがｗ
それでも群舞を組全体でやるパターンは初めて拝見しましたので新鮮でしたし、上から見るととてもキレイでした。さすが群舞の雪組。
専科の沙央くらまさんにとっては古巣巡りで月組AFO→今回の雪組で退団となりました。
路線落ちどころか都落ち（という表現が正しいのかわかりませんが）すら経験した沙央さんにとって、生まれ故郷での退団はきっとそう願ったものが叶えられたのかも知れませんが、スターさんに相応しいソロの場面、そしてエトワール。とてもキレイで素敵でした。
（大劇場千秋楽のお花渡しだった前雪組トップスターの早霧せいなさんに対して「もう一度同じ舞台に立ちたかった」という言葉が印象的でした）
→奇しくも、沙央さんにとっては自分含めて残り二人で最後の同期共演となった月組さんAFO。その次作「カンパニー」で副組長の綾月せりさんが退団となりました。早霧さん、沙央さん、綾月さんとほぼ連続しての退団となった87期さんはこれで全員が退団されることになりました。
話が逸れましたが、宝塚歌劇団観劇2周目となった今、一番いいなあと思ったのは雪組です。
男役さんや娘役さんの個人のアツさが漲っているのは花組さんで、ファンの方もアツい方が多い印象です。国に例えるならイタリアかスペイン。
勢いがあってやったらエネルギッシュなのは平均年齢が圧倒的に若い月組さん、ファンの方も若い方が多いです。国ならアメリカとかイギリス。
キレというかさっぱり感があるのに濃さがすごい（ラーメンみたい）のは星組さんで、ファンの方も濃いイメージです。国ならブラジルとかポルトガル。
スタイリッシュでクールで輝度が高くないダウンライト的な照明が合うのは宙組さんで、ファンの方もそういう系の方が多いイメージです。国ならフランスかデンマーク・スウェーデン・フィンランド。
かくいう雪組さんは、個人を見ても比較的おとなしめで他の組と比べると目を引く特色が薄い印象があるのですが、カンパニーとしての全体的なまとまりは群を抜いているのではと感じました。
次作は全ツ・バウともに日本物を挟んでからの「凱旋門」！その次は「ファントム」！名作が続くと同時に、「日本物の雪組」がフランスから抜け出せないというのもまた面白いです。
ファントムは曲がいいので歌ウマのトップコンビがどう仕上げてくるのかが楽しみです。（でも専科さんから歌える人を連れてこなければ…）
個人的な観劇予定ですが、明日4/11に月組さんを当日券で、月末に東宝ミュージカルの1789を、GWに月組さんを自枠で、行けたらメリー・ポピンズも観に行きたいです。
今年はやることが多いのですが、時間的なゆとりはあるので月1-2回くらいのペースで観に行けたらいいなあと思っています。
あと、久々にハロプロのどこかのグループの秋ツアーにも行けたらなあとも考えています。
現場は心のマッサージ。外に行こう！