物好きなあなたに話す、Hushllenの半生 | Perfect Combustion - The Adventure Never Ends! -

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大人になってもバカでありたいのですが、うまくいかず単に「痛い人」になってしまうのです。どうやったら素敵なバカ「Fantasic Silly」になれるのでしょうか。そんなことを毎日考え続けるブログです。

何のために生きている? ブログネタ:何のために生きている? 参加中

本文はここから
 
爽空ちんの記事に影響されて書きます。
 
 
 
・・・・そういえば、最近、人生に悲観的な言動や動作が減ったような気がします。
→というか、作文が入選しました!!!
 
賞状で思い出したけど、私は小6のときに市の陸上大会でソフトボール投げで7位入賞したことがあります。
その賞状は私ひとりじゃ獲れなかった。。。絶対に
 
私が通っていた小学校は非常に児童が多く、運動部所属も多かったのですが、ソフトボール投げの競技者は私だけでした。
5年のときに始め、1年目の大会は順位すら分からないくいの残る結果でした。
そのときに、「がんばった、がんばった」って言ってくれた人。 Aさんでした。
Aさんは私が小さい頃から大変お世話になっている人です。辛いときは励ましてくださり、面白いことがあれば盛り上がったり・・・思い出は数知れません。
そんなAさんは私が6年のときの4月ごろ、病気になりました。 ガンです。
いろいろな治療をしたり、手術もしました。 8月には退院して、私の家に梨を持って来てくれました。 
 
でもそこで会ったのが最後でした。
 
9月に検査した結果、転移が見つかり末期との診断が下されました。
私は結果を知らずにいたので、てっきり元気に過ごしているんだろうな、と思っていました。
 
Aさんは諦めずに最後まで治療を続けました。生きる希望をまだ捨てていなかったのです。
体力的にもとてもつらかったと思います。でも生きたかったのです。
 
そんな甲斐もむなしく、わずか1ヵ月後の10月2日 45歳の若さでこの世を去りました。
私はこのとき、小学校生活最後の陸上大会を2日後に控えていました。
しかし、突然の訃報に落ち着いていられず、大事な時期に練習できなくなってしまいました。
 
そんなとき、ふとAさんの顔が思い浮かんで
「頑張ってきなよー! おばちゃん応援してるからねー!」
って、本人の声ではなかったけど、暗いと怒られるなあって思って奮起しました。
 
そして迎えた当日、バスでの移動中・・・・
 
Aさんの葬儀の案内が書かれた看板が張り出ていました。
「あー、もう会えないんだなー」って改めて実感しました。
 
競技場で予選の順番待機中、今日はAさんに捧げようって心に決めてできる限り力でボールを投げました。
しかし、周りは私より遠くにボールを投げていく・・・・・
 
終わって、先生に「だめでした。」と報告すると、「がんばった」といってくれました。
のんびりお昼を食べていると、予選の結果が放送で流れました。
 
「女子ソフトボール投げ、予選結果を発表します。決勝進出の学校は・・・○小(私の学校)、・・・・小です」
 
一瞬唖然としましたが、まさか入れるとは思わなかったので弁当落としそうになりました。
 
校長先生が、「おめでとう、頑張ってきなさい」って言ってくれたのがすごく嬉しかったです。
あとで分かったのですが自己ベストを4mも上回る記録で入賞したようです。
 
決勝では良い結果を残せませんでしたが、大きな賞状がもらえました。
 
その賞状は、今、家にありますが、気持ちは全てAさんに渡してきました。
 
 
生きたくてもいきられなかったAさんを想うと、悲観的な言動を発するたびに心が痛くなります。
私にはAさんの分も生きるという使命があるのです。
もっと強く、もっと明るく 陽気に生きたいのです。
 
 
何のためにいきるか。
 
 
使命があるから、その使命を全うするために生きます。
 
 
 
 
Aさんに捧ぐ。