2月6日の参議院の調査会を聞いた感想ツイートまとめ | 銀魂の保守的考察

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今日は6日に国会参議院で開かれた会を全部聞いたんだけど、それの感想を連続ツイートしようか。結構勉強になったよ。

共生社会・地域活性化に関する調査会。足立区のイメージアップ作戦、商店街がなぜダメになったのか、女性の起業応援、この3つのテーマで発表がなされていた。個人的には2つめの話がとても面白くてもっとたくさん聞きたかった。

商店街がなぜダメになったのか、の前に、日本のかつての商店街のシステムは大変優れており、現在ヨーロッパが目指している社会を何十年も前に先取りしたものだそうだ。自営業の社会的役割を丁寧に説明されていた。

今の若者は終身雇用、年功序列制度への憧れが強いという話、なるほどなと思った。大企業、公務員への就職希望が多いそうな。自営業はかつては雇用の受け皿でもあったのだが、江戸時代には存在した丁稚奉公みたいなのもなくなって、あとを継ぐのは子供達という問題。

商店街がダメになっていった外的要因として、当時は自営業、商店街が社会悪のように喧伝されて利権だ既得権益だと批判されていたそうな。

規制をもっとその地域ごとに工夫して当てはめていったら地域の商店街再生もできるのではないかとの提案があった。

次に国際・地球環境・食糧問題に関する調査会の議論を聞いた。最初に官僚らの報告があった。下水道整備状況について、水源地の管理について、外国人が水源地などを買い占めることについての規制に関する見解など。

下水道整備は日本全体では70%くらい、1500万人くらいは未整備。(ちょっと記憶曖昧) 水道事業は民営化しているんだけど、単式簿記なのが問題。一応黒字経営だが、新規着工と修繕の金があんまり出てこないカツカツ経営。

ちなみにみんなの党の松田公太がアホな質問をしていた。どうして水道事業者は修繕のための積立をしてこなかったのかと質問。そもそも下水道普及率100%じゃないから積立する余裕あるなら新規やるでしょうが・・・。

それと外国人が水源地買い占めをしている問題について。買い占め面積が数百haに及ぶが、そもそも日本の森林面積は国土の2/3とめちゃめちゃ広いので数字としてはごくわずか。それでもどのような規制ができるのか、ということで各役所が問題点を指摘していた。

WTOの取り決めで、外国人がサービス目的で土地所有する自由は日本人と同様じゃないといけないという国際的取り決めがあり、それを変えるのは相当困難な外交が伴う。というのが外務省の見解。

外国人の土地所有がNGで日本人ならばOKとする法的整備をするのは例外規定(軍事施設近辺)があるものの、困難。いっそのこと水源地保全のため、日本人にも規制をかければ外国資本にも規制をかけられる、というのが法務省の見解。

他にもいろいろあったけれど、細かいところまで知りたければ直接参議院TVで見てください。

次に国民生活・経済・社会保障に関する調査会を聞いた。税と社会保障の一体改革の審議で聞いた内容ばかりだった。現在は国民会議で議論中らしい。

平成の借金王小渕恵三さんの娘の小渕優子財務副大臣が効率的に財政運営、無駄遣いさせない、っていうのが印象に残った。お父さんの反動だろうか。

谷亮子が質問していたが、大して中身ない質問だった。女性にもよろしくお願いしますって内容。みんなの党のジジイは、10兆経済対策打つならどこかで10兆減らすべきだ、って言ってた。やれやれ。

新党改革の荒井さん?の渡辺喜美のモノマネが思いのほか似ててよかった。ここがハイライトか。

まぁこんなところで、詳しく見たい人は 2月6日です。面白かったですよ。