「一隅を照らす」-ただ今、僧侶見習い中!

「一隅を照らす」-ただ今、僧侶見習い中!

得度をし、天台宗の僧侶である伯父に入門して早40年以上・・・50歳を過ぎて、一人前の僧侶を目指して?修行中の、僧侶見習いが発信する仏教ブログ

           

            「一隅を照らす」

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今日は、春分の日です。

わたしにとっては、30年以上前に二男を出産した日でもあります。

だから、今日は二男の誕生日です。


ずっと、ブログを書かずにいたら、わたしの周りの環境と風向きが、どんどん変わっていきました。




大小山も秋から冬、そして春を迎えています。


今日のタイトルを「暫く」というタイトルにしましたが、何にしようかなと考えていて、ふっと思いつきました。


歌舞伎の演目からですが・・・


「暫くでした」という想いと、「暫く」この見習いを休止しますということです。


環境や風向きが変わってくれば、自分の立ち位置も変わります。


だから、「暫く」休止します。


合掌

僧侶見習いの妙恵です。

過日の記事でアップしていた、鳳仙寺の灯篭に、灯が入りました。



左の画像を、少し明るくしたのが、右の画像です。


以前の記事でも、ご紹介させていただきましたが、この灯篭、昼間に見るとこんな感じです。




ご住職が、ある方から、「灯篭が光がほしいと言っていますよ」と言われたそうです。

後ろは、ご神木の「龍の樹」です。

灯りが入って、灯篭も喜んでいるように思えますね。

僧侶見習いの妙恵です。


今日はお彼岸のお中日です。


ここのところ、ずっと気になっていた言葉があります。


それは、「冥賀の心」です。


わたしがこの言葉を知ったのは、龍ーRONという村上もとかさんの漫画でした。


「冥賀」の心とは。




「目に見えないもの(冥)」に守られている(賀)ことを知る(心)」という意味だそうです。



下の画像をご覧ください。




あなたは、風鈴やかき氷の旗が、なぜ、なびいていると思いますか?


そうです。


風が吹いているからです。


そして、その風の姿は見えますでしょうか?


わたしたちには、風の姿は見えません。


けれど、風によってなびくものを見て、風の存在を知ることができます。

わたしたちの周りには、多くの見えないものが存在しており、その見えないものによって生かされているのです。


漫画の中でも、登場人物の尼僧さんが、そのようにおっしゃっています。



今日はお彼岸のお中日です。


わたしも今日は、ご先祖様と目に見えないものに手を合わせ、感謝する日にしたいと思います。


合掌


僧侶見習いの妙恵です。


先日、ご住職から境内にあるご神木の楠と、灯篭のお話をお伺いしました。




この楠の横にある灯篭に、灯りがともされる日も、遠くないのではないかと思います。




わたし自身も、心に灯をつけて、人生を歩んでいきたいものです。


まずは、自分自身の心を照らし、心を見つめ、自分の人生を歩む足元を明るく照らして、進んでいきたいですね。



鳳仙寺では、来月の10日に「火祭り」が行われます。


詳細はこちら よりご覧ください。


僧侶見習いの妙恵です。


来月の10日(月)祝日に、鳳仙寺で「火祭り」が開催されます。




以前、ご住職からお伺いしたのですが、この「火祭り」のことを「野護摩」ともいうらしいです。


なるほど。




お願い事を書いた護摩木を手に、みなさん、火の中を渡って行かれます。




10月10日(月)祝日は、どうぞ、鳳仙寺の「火祭り」にお越しください。


足利市西場町756番地 天台宗鳳仙寺


午前11時~

・山伏説法
・津軽三味線
・天狗餅(先着200名配布)
・大般若お祓い式


午後1時~

・火祭り開始

雨天のときも開催します。