キミニ アイニイクヨ -3ページ目

キミニ アイニイクヨ

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統合失調症になったあの子、認知症ぎみのじいちゃん、柴犬プリンス♂とのチグハグな日々

何年か振りに熱が出て、少し驚いている。



子犬と離れて生活することを余儀なくさせられて、あのこが淋しそうな目で見つめるからキュンとする。



昨日は、ふくらはぎにガシッってすがり付く姿にたまらなくなりながらも、振りほどいて部屋を出た。



たった10日ぐらいで、すっかりなついてくれた。
とっても甘えん坊の長男です。



飼い主に似るとしたら、甘えん坊で淋しがりやで強がりな子になってしまう。



少々偏屈で強情な所も似てしまうのか、そこが極めて心配になる。



「風邪をひいたから遊べないよ」と長男には伝えたけど、理解はしていないだろう…



長男が存在しているだけで、幸せが与えられる。



何かを求める気持ちは何もない。



ただそこにいるだけで、「ありがとう」だ。



そんな風に、人間に対しても思えるのならどんなにいいだろう。



存在全てが素晴らしい。



かつて、生まれた時はそんな風に愛情を与えられた人々なんだ。



何をもって許せなくなり、何をもって求めるのだろうか?



私の中に眠る、純粋で無垢な心は長男によって呼び起こされつつあるのだった。


子犬を飼って、1週間はいじらないというのがお約束である。




「触らない。」

「声をかけない。」

「吠えても無視する。」






それがなかなか難しいので、布をかけて見えなくした。

しかし、それが気に食わなかったらしい。

意地悪されてると思ったに違いない。

すっかりイジケてしまった。





夜鳴きするから、微かな音でピアノ曲(ショパン)をかけていた。

暗くなって夜8;00消灯までは、電気をつけていた。

そうしたら、

「電気代がもったいないだろ!」


「うるさくて2階の部屋まで聞こえて寝れない。」


などの苦情を言い出した。






もし、あんなに微弱な音で2階の部屋まで聞こえて寝れないとしたら・・・

それは、犬並の聴覚の持ち主である。

この人間社会で暮らすのは難しいのではないだろうか?





ヒソヒソ話まで聞こえてしまうだろう。

電車に乗れば、いろんな人の会話がすべて耳に入ってくる。

神経をやられて、病気になること必至だろう。笑。




そんな、当り屋のような言いがかりをつけられて何度も衝突した。

あの子を守るために、部屋に身柄をかくまった。




そんなこんなで、チグハグな家族は問題が多い。

しかし、やっと解禁を迎え1日1回はGちゃんに抱かせている。





「あの犬、かわいいじゃないか。」

「俺は、犬に好かれるんだ。」




など言い始めて、ご機嫌である。

一件落着となった。





某有名な、黒猫マークの宅急便屋さんがチャイムを鳴らした。

少し、ウトウトしながらのぞき窓から顔を出した。



私:「はい。」

黒:「宅急便です。」

私:「集荷ですか?」

今日、家族が集荷を頼んでいたからだ。




黒:「宅急便です。」

私:「え?集荷ですよね?」

黒:「宅急便です。」




そんなやりとりをしていたら、Gちゃんが玄関の扉を開けた。

そして、「ハンコですよね?」そう言って印を押した。




「宅急便です。」それしか言わないで、相手にすべて察してくれという態度はいかがなものだろうか?




小学校出てないのだろうか?





自分の身分を明かしただけで、何1つ自分の目的を言わない来客者など相手にもしたくない。

目の前で居留守を使ってみれば良かったと思うぐらいだ。

サービス業なのに、「お荷物です。ハンコいただけますか?」と何故言えないのだろうか?





お前は、反抗期の中学男子かっ!!




もう一度いいます。




お前は、反抗期の中学男子かっ!!





相手に意思を伝えることを放棄して、相手に何かを望もうとするなんてそれは無理な話だ。

黒猫さん・・・社内教育できてないね。

大切なことも言えないんじゃね。





お店に入ってきたお客さんに、「いらっしゃいませ。」しか言わないで席を案内しない店員みたいだ。

座ったお客さんに言われるまで、メニューを出さないのと同じだ。





毎日の仕事は、同じことの繰り返しだ。

自分のうんざりを相手に押し付けるのはよくないと思う。

やる気のない人は、出入り禁止だよ。笑。





人からエネルギーを奪っては、いけないよ。





黒猫さん、しっかり!!





--つづく--