みなさん、こんばんは。
建築設計事務所RENGEの工藤です。

 

設計の仕事はそのゴールが見えるまでがとても
長いものかもしれません。

 

 

先日、無事に着工の運びとなった宇都宮市の

テナント新築工事では、1回目のプラン提案が

去年の11月ころ。

約1年前となります。

 

テナントという建物だからかかった時間も

あるとは思いますが、様々な要望を形にしたり
それを施主様と一緒に取捨選択していく作業は

どうしても時間がかかってしまうところです。

 

 

プランの内容も、

 

 

1回目のご提案では、

 

こんな形をしていた建物デザイン。

(当初は2階建てという要望もあったため)

 

 

2回目は

 

こんなデザインに。平屋に変わり、水平のラインを意識

しつつ印象的な建物となるように斜めに突出した部分を

アクセント的に設計しました。

 

このあたりから、さらなる要望や現実的な話しなど

いろいろな打合せを重ねつつ、最終的なデザインに

向かっていきます。

 

 

3回目

 

こちらを提案したわけではなく、これは設計する前の
スタディ(検討)模型。施主の要望や提案するコンセプト

がマッチしているかを大まかに確認。そして、

 

 

このようにデザインしてご提案しました。

ここまで、大小のプラン修正を行ってしますが、

気に入らないから作り直しをしているわけではなく、

「もう少しこうしたい」という要望に対して、

それなら「全体的にこう変えていこう」と再プラン

しているという感じです。

 

 

そして最終系

 

概ねこちらのデザインでご了承いただきました。

 

 

 

そんなわけで、いよいよ基礎工事が着工しました。

 

最初は、配置の確認~床掘という作業です。

 

 

 

敷地境界線からの距離を確認し、設計通りの配置で

あることをチェックしています。

 

 

今後の進捗が楽しみです。

 

 

建築設計事務所RENGE
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