みなさん、こんばんは。
RENGEの工藤です。

 

新年度を迎えて早くも1か月が経とうとしています。
早いですね。

 

年々、月日の流れが早く感じるのは

歳のせいなのでしょうが、
どんどん時は過ぎていきますね。
 

 

 

さて、

 

 

そんな日々の中で、
私が教えに行っている専門学校では
「環境工学」という授業を受け持っています。

 

「工学」という言葉が付くと理系感が強まり
何か難しそう、と感じてしまうのですが、

基本的には身の回りに起こっている現象を

科学的にとらえ、整理し理解していくもの

になります。

 

たとえば、

 

夏のじめじめした日は、より暑く感じることを

なんとなくわかっていますが、

これは、夏の暑さで体温が上がっても

湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり
体温を下げることが難しくなるからなんですね。

 

また、そんなときに扇風機の風にあたると

汗が蒸発しやすくなり、体温を奪ってくれるため

涼しく感じるんですね。

 

このように、経験的に知っている暮らしの知恵のような

ことも、しっかりと理論立てて知ることが出来るのが

「環境工学」という勉強になります。

 

 

じつは、この知識をしっかり利用して、

建物の断熱や省エネ、ランニングコストのこと

などを、しっかり検討し家づくりに役立てることが

出来ます。

 

基本がわかっていれば、断熱などに関しても

上辺の情報には惑わされずにしっかりと

計画していくことが出来ます。

 

 

断熱に限らず、基本を理解することがとても大切。

これは、一般の方のことではなくて、プロの方も同じです。

 

家づくりのプロを名乗っている方でもすべての方が

この基本を理解されているわけではありませんので、

よくよく話しを聞いてみると、何か矛盾したところを感じる

なんてことがあります。

 

 

例えば、断熱材。

 

「この断熱材は性能がいいんですよ!」

「うちは性能のいい断熱材を使っているんです!」

なんていうパターン。

 

一見、いい断熱材を使っているなら性能がいいんだ!

と早とちりしてしまうところですが、

 

基本がわかっていると、

 

で、断熱材の厚みはどのくらいで、どんな施工をするのか?

 

というところが気になってきます。

 

その違いに興味がある人は、是非RENGEにご連絡ください。


基本がわからない営業マンと家づくりを考えていくのか、
基本を理解したプロと家づくりを進めていくのか、

決めるのはあなたです。

 

 

なんて言われるとちょっとドキッとするかもしれませんが、
一般の方に建築工事のすべてを把握してコントロールすることは

非常に難しいことです。

 

それならば、基本をちゃんと理解したプロと相談しながら

進めていくのが得策ではないかと思うのです。

 

 

 

建築設計事務所 RENGE
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