みなさんこんばんは。
RENGEの工藤です。
最近、お施主様からのご相談で、「農地転用」というキーワードが出てきました。
耕作してない農地が余ってるから売りたい → 購入して家を建てたい
て感じですが、
ちょっとだけ、基本的な内容を書き記したいと思います(農地転用初心者向けですよ^^)
まず、農地は田や畑という地目の土地です。
基本的に耕作するための土地ですから、農地法によりこのままでは
家など建物を建てることが出来ません。
そこで、「農地転用」を行います。
ここで、この農地のある場所が、市街化区域内であれば、
届出を行うことで、転用することができます。
農地に倉庫を建てるために転用するとか
農地を売買し、そこに第3者が家を建てるとか
ただし、
その場所が、市街化調整区域内の場合には
許可申請が必要となります。
また市街化調整区域では、原則、建物を建てることが
出来ませんので、一定の条件を満たしていることを
確認した上で、別の許可申請も行います。
さらに、
農業振興地域に指定された農地の場合には、
農振除外ということも行わなければいけませんが、そのためには
一定の条件(農業に寄与する建物であることとか)を
クリアしなければいけなかったりします。
→ つまり、ただ家を建てたいから農地を買うというのは難しいということ。
というわけで、農地というのは家を建てるとうことにとっては
特殊な土地となりますので、注意が必要です。
判断に困ったときは、お気軽にご相談ください。
さて、
着々と工事が進んでいる「斜の家」。
先日は、鉄骨の階段が取り付きました。
宙に浮いた曲がり部分。
段板が取り付くとこんな感じです。
外観も出来上がってきました。
工事はまだまだ続きます。
内部の進捗、お楽しみに♪
建築設計事務所 RENGE
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