みんさんはもう桜を見に行かれましたか?
私は昨日、地元栃木県では有名な栃木市にある大平山へ行って来ました。

満開には少し早かったようですが、桜の淡いピンクに癒されてきました。

そして、


花より団子なわけではないのですが、蕎麦と卵焼き、そして団子をいただきました。のんびりと過ごす一日も良いものです♪

さて、今日は階段を紹介します。
カッコイイ階段は山ほどありますが、施主ご家族のことを考えて設計させていただいた階段です。

こちらのご家族は、3世代が同居する大家族。限られたスペースに大家族が暮らすためには空間の有効利用が不可欠です。

そこでポイントになったのが「階段」


今回、建物が3階建てとなったこともあり、階段の存在感はこの家の中でもかなりのウエイト占めるものとなります。そんな場所を部屋の片隅に追いやるのはもったいない。

ということで、家のど真ん中に計画しました。



そうすると、階段スペースは、吹抜けのような竪穴空間に変わり、上下階の家族をつないでくれます。移動するばかりではなく、気配を伝えるという意味でも大切なものとなりました。

でも、存在感があるものをただ真ん中に配置したのでは家の中が狭い印象になってしまいます。

そこで考えたのがいかに視線を遮るものを無くしていくか。



階段につきものなのは、階段の段板・蹴込板・階段桁などのパーツ。

段板は厚みはあるものの、これ単体ならそれほど気にならないもの。それ以外の2つを上手に隠してあげればすっきりとした階段になりますね。




それがこちらの画像です。
片側の壁は格子で光や風・視線が抜けるようにし、もう片方の白い壁とで段板を挟み込んだ形。板の厚みだけが見えるシンプルなデザインとなりました。



でも、一番の目的はご家族に快適に過ごしてもらうため。

子供たちが元気に階段を上がり下りする姿が何よりの喜びですね。





栃木県宇都宮市の住宅設計は

Architect Design Studio RENGE