自然界では各地の河川・池に不法滞在をし続ける動植物が年々増え続けている。
皆が住む街の近所にも例外なくその姿を見ることが出来るはずである。
外来種の宝庫からタマゾンと呼ばれるまでになってしまった多摩川。
着々と準備を進め、そして 時は来た!
先日までの天気がウソのように、すっかりサマーな日差し。
ジリジリと照りつける太陽光線は、コンクリートを岩をフライパンのように熱し、身を包む空気もドライヤーのごとく温風を浴びせるのである。
いや~草だねこれ、タマゾンの草だね。
タマゾンの河原には必要以上に気分を高揚させる違法的な草も存在するらしく、知れば知るほど何でもありあり河川w
やはり雨の影響は残っており、水量も多く流れがきつい。
安全に探索できそうな浅瀬を探し出しいざガサガサ!
(諸注意)
多摩川ではタモ網での魚の捕獲は違法行為になります。
詳しくは以前のブログをどうぞ→ ガサ入れ(法律編)
子供を盾に・・・ガサガサ
さすが魚類が豊富な川は違います。
ひとガサすれば、何かしら捕獲されてくる。
目的とする違法に河川放流された外来魚種の捕獲は果たせたのだろうか・・・?
卵をもったビックサイズのスジエビとシマドジョウ
日本メダカとモロコ
エイリアンのような川トンボのヤゴ
小指サイズのナマズの子供
(今回の捕獲種)
・スジエビ、ミナミヌマエビ (300匹ほど)
・日本メダカ (12匹)
・モロコ ( 8匹)
・小フナ (1匹)
・シマドジョウ(20匹ほど)
・アメリカザリガニ(2匹)
・ナマズ (1匹)
・ヤゴ類 (6匹)
今回は中流域でのガサ入れだったが、狙いの熱帯系外来種には流れが速く姿を見ることは出来なかった。
もう少し下流を攻めた方が良さそうである。
3時間ほどで暑さと空腹に耐えきれず撤退を余儀なくされたが、新たに導入した捕獲タモ網の性能は素晴らしく、川底の石ごとすくってきてもびくともしない丈夫さを確認出来ただけでも良しとしよう。
さて、タマゾンのリベンジマッチが今後続きそうな・・・予感である。