私が一眼レフカメラに興味を持ち始めたきっかけが、テレビコマーシャルで流れたキャノンA-1を見てからである。
それまでは使いづらい父親のニコンで遊んでいたわけですが。
機械好きの少年のハートをわしづかみにし、貯めたお小遣いと親にちょっとだけわがままを言い購入。
手に入れたモノの家には父親のニコンレンズばかりで、キャノンレンズは無く実際に撮影出来るまでしばし時間がかかったのです。
お小遣いを再び貯め始め、安い中古のキャノンレンズを購入すると、父親は「カメラはレンズだ!いいレンズを付けないと写真は撮れない」、稼ぎのない子供に無茶なぼやきを浴びせます。
実際はその後もフィルムや現像代も無くそんなに写真は撮れず、アルバイトを始めた高校3年生まで数年間半お蔵入りの状態が続きました。
お金が出来てはキャノンのレンズを増やし、使わなくなったレンズは下取りに出し・・・
気づけば数本のレンズコレクションが出来上がってしまったのです。
社会人になり再びテレビコマーシャルで心を捕まれたキャノンEOS10QDを購入。
このカメラ、取りたいシーンを自動設定できる「ART CODE CARD」を持ち、選んだカードのバーコードを読み取りカメラに転送するとシーンに合わせたシャッタースピードと露出を設定してくれるモノです。
今のデジカメには標準でシーンセレクトが付いていますが、フィルムカメラにシーン選択を付けた画期的なモノでした。
機種メーカーの善し悪しを自分なりに考えること以前に、持っているレンズがキャノンだからと言うだけでニコンに視線が向かなくなってしまったのです。
趣味として続けている写真、時にはニコンの機種に憧れることもしばしば。
近年デジタル化にすっかり定着してしまいましたが、久しぶりにEOS-1Vを持ち歩いています。
リバーサルフィルムの色合いはまだまだデジタルには出せませんね。
いずれフィルムも減り、ポラロイドのように高騰するのでしょうか?
今の内にもう少しシャッター押しておきますか・・・。
EOS-1V私にとっては最高の名機です。


