数秘術考察：「うしなう」

先の災害で被災された皆様へお見舞申しあげます。

蜜蜂と銃では被災された皆様の復興支援のため「一枠20分／2000円の鑑定料を全額寄付するチャリティセッション」を継続して行っております。皆様の温かいご支援ご協力をお願い申しあげます。

【平成30年7月豪雨災害】

【平成29年九州北部豪雨災害】

【平成28年熊本地震】

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数の世界の話。今回もTweetしたものから拾い上げ、もう一歩踏み込んで考える自分用のメモとして。

とっ散らかっているので参考にはなり難いが、物好きの方がいればどうぞ。

考察：「うしなう」について考えている。失う、喪う。1、3、4、7のそれにどんな違いがあるのか、はたまた違いなどないのか。

1は何より手にすることを真っ先に望むだろう。もし失ったらもっと良いものを。うしなうものは元々ないと考える。捨て身であり叩き上げ、野生児っぽい。

3のそれは反応が得られないことで左右するだろうか。オーディエンスがない虚しさ、落胆、望まれないことへの絶望、必要とされることへの渇望。失わまいとサービス旺盛に、過剰な演出。

4は集めたものが目減ることへの抵抗を見せるだろう。自らを脅かすものとの断絶、不安、不快、守るために隠す。

7には時間も大きく関わっているように思う。もう二度と手にできないかもしれないという悲しみ、もう手を離してもよいと思う安堵も交じるような開放。

37/1と28/1でも「うしなう」の意味や感じ方、解釈は違うだろう。前者は自分への興味関心がなくなったそれ（相手）に少しの未練は覚えても次に進むだろう。無機質でも淡白でもなく、乾燥した感じだが、厳重な鍵のかかった箱にしまい込んで存在を隠すような感じ。後者はうしなったそれを忘れないだろう。関わることは二度とないと決めて一線を引くような感じ。追わないが忘れない。忘れないが未練ではない、処理。

22/4と31/4でも違いがある。前者はうしなったそれを忘れようと努力するだろう。違うものを充てがう、当て込むような感じ。現金がダメなら土地、目録は変わっても価値は目減りしないように努めるだろう。後者は栄光を大事にするか。はたまた自らにとって良い思い出に昇華させるか。古びて壊れても輝かしい時だけは手元に残そうと苦心するような。職務経歴書や取得資格の一覧表作成に近いかも。

奇数と偶数が必ず混在する7は特に複雑。16/7と25/7と34/7では内面の動きにかなりの差がありそうだ。先に5と6の「うしなう」も考えないといけない。5はうしなうくらいなら欲しがらないフリをするだろう。うしなう前に自ら放棄するか。

6は得るための我慢や献身、うしなわない努力を同時に行うだろう。うしなえば自分に非があったと責めるかな。完全ではない自分への叱責。完全であろうとする強迫観念。

1と6のうしなうを含んだ7のうしなうは粘り腰だな。やれることは惜しみなく全部やるだろう。持てる全ての力を注ぐだろうが、うしなえばそれすら糧にして叡智を得そうだ。落胆の後の苦笑いも起きそう。意外と飽きっぽさが出るかもしれない。

2と5の7のうしなうは強い悲しみに支配されそう。強がった自分への後悔は深い。二度と繰り返さないよう、欲しがらない。いや、欲しがることにさらに慎重になるだろう。当人の中では肯定と否定が同時(肯定するための否定、否定するための肯定)に起きる。はたから見ると矛盾のように思えるが、根っこは一つだ。

34の7のうしなう。失わないよう片時も側を離れないような感じ、見張る。離れていかないように何度も忠誠心を試すだろう。依存心が強く、うしなった時は絶叫。対象への罵りも含まれるかもしれない。それだけ愛を傾けたのだろうからうしなうことは死を突きつけられるような痛みだ。復讐という言葉もよぎる。

7は本当に面白い質問をしてくる。分からないことを分からないままにしておけないのは性分だろう。自己探求の道すがらに見つけた名もなきものに素敵な名前を付けるのもこうした人達だったりするのだろう。

誰も食べたことのない新しい料理のレシピを創るのは1の方が得意かもしれない。しかし「なぜそれを美味いと思うのか」を語れるのは7だろうと思う。論理的でありながらも数値化や再現の難しいそれを匠に操る能力、示す力がある。

7の真髄は信頼にあるのだ。この信頼は外からの知識、常識、理論を自らの経験と直感や本能で検証したり再構築したり評価することで磨かれ、知恵になる。自らが求めるヒントがない場合や、疑念が多い時こそ熟考が深まる。その時間は他人からみれば「何もしていない」ように見えるがそうではない。信頼したいが故に難しく考えるのだ。もはや思想である。

信頼や協力は2のように思えるが、7と2は表裏一体。7はおためごかしをしない。真に信じようする純度が高いからこそ「疑う」のだ。「信じるために疑うことをよしとしない関係」にあっては相当な生き辛さを感じるだろう。卑屈に映る。7が変人扱いされるのは7を理解しようとしない人のレッテル貼りに過ぎない。