傀儡師の吻 29 | 黄色い涙〜Storm〜

黄色い涙〜Storm〜

出会いに感謝♡
黄担当で大宮をひどく拗らせてお話書いてます(。-ㅅ-。)
はじめましての方はテーマ→蓮のトリセツの必読を!




先にこちらをお読みください
下矢印














※妄想中







29 智


フ「カズナリ様、フーマです」


"ぐすん…はいれ"


泣いたのだろう

涙声のあと

返事が聴こえて

扉をあけると

ちょうどユッチに

背を向ける形で

カズナリが

立っていた


フ「ユッチ…」


ユ「フーマ…あ、S様この度は本当にありがとうございました」


俺は

ううんと

首を振っていたら


和「え…S様?」


カズナリが

振り返ったとき


和「え?サ…ト?」


たぶん

過去一番のカズナリの顔が見れて

俺は


智「はは…あはははは、最高だな!カズナリ、めっちゃいい顔してんぞ?」


俺は

その可愛い顔をしてる

カズナリの頭に

手を置いて

ポンポンっとしてやると


和「やっ////やめろっ!」


ユ「やはり、カズナリ様のたいせつっ」


和「ちっ////違うからっ!!」



カズナリが

ユッチが話してるのに

かぶせるように

声をあげたから

何を言ったのか

俺には聴こえなかった


ただ

今までみたことない笑顔で

カズナリは

ユッチに


"もうやめて…/// "


"そんなんじゃないからっ!/// "


じゃれ合っていた


フ「カズナリ様、もうそろそろユッチは…」


和「あ、うん…」


ユ「では、カズナリ様。お会い出来て嬉しかったです…数々のご無礼失礼いたしました」


和「もう…会えない?」


ユッチは

少し困った顔して


ユ「そう…ですね。すみません」


和「ううん、元気でね?」


ユ「カズナリ様も…」


智「では、ユッチ殿送ります」


ユ「はい、ご迷惑おかけします」


フーマとユッチが先に部屋から出たとき

俺も出ようとすると


和「あっ…」


カズナリの声がして

振り返ると

まさかの

見たことない顔をしている


また新しい顔が見れて

俺はうれしくなり


智「どうした?」


和「いや…」


俺はカズナリに近づき

頬に手を添えてから

ちゅっと

額にキスをして


和「あっ…」


よく考えたら

カズナリにあうのは

久しぶりだったな

寂しがってくれてるのだろうか

可愛いやつだ…


智「また、近いうちくる」


そう声をかけて

部屋をあとにした








続く






18時 あおたんちゃんのお部屋






こちらで

過去解決編は終了


次は

登場人物紹介の更新と


いよいよ

婚約破棄編に突入します🙌