傀儡師の吻 21 | 黄色い涙〜Storm〜

黄色い涙〜Storm〜

出会いに感謝♡
黄担当で大宮をひどく拗らせてお話書いてます(。-ㅅ-。)
はじめましての方はテーマ→蓮のトリセツの必読を!




先にこちらをお読みください
下矢印











※妄想中






21 智*


フ「ある日、国王が外出するときにカズナリ様を街に行かせました。ほとんど監禁されているようなものでしたから…ユッチはあまりにも可哀想だと…カズナリ様を街に息抜きをさせてあげるために出かけさせました…それが国王にバレて。ユッチは国王への反逆者にされ…処刑を」


智「はぁ?処刑?」


意味がわからない

なんでそんな…


フ「表向きは…です」


智「表向き?」


フ「オレはあまりにも理不尽すぎるのと、尊敬する先輩が殺されるなんてありえない…だけど、自分ではどうすることもできないので、街で知り合ったオレの友だちに相談したんです…」


智「それで?」


フ「だけど、すでにユッチの処刑は決行され、オレは泣きながら相談した友だちに会いに行ったんです…」


フーマは

そう言って

自分のブレスレットに触れ


フ「その友だちがこのブレスレットをくれました。これはユッチのなんです。そして…」


"遺体は見てないんだろ?それならどっかで生きてるよ"


"まぁ…それを証明するものはないから、オレを信じてもらうしかないけどな"


フ「そう言ったんです。確かに遺体はみていないので…だからオレは信じています。どこかできっとユッチは生きてると思うので…」


なるほどね…

と、なると


『あれ?フーマ?』


このする方を振り返ると

そこにはRが


フ「リョースケっ!」


やっぱり

友だちはRのことか

しかも

コードネームではなく

実際の名前だということは

フーマは知らないのか


ちらりと

Rは俺をみて

察したのから

お互い知らないフリをした


フ「サト殿、今話していた友だちとはこのリョースケのことです。それにしても…リョースケ、久しぶりだな…」


リ「ホントに…王子のそばについてからだからな」


フ「すまない…」


フーマの話を聞いて

次にやるべきことがわかったから


智「フーマ様、募る話もございましょう?私はこれで、失礼します。お話してくださってありがとうございます」


フ「あ、いえ…聞いてくださってありがとうございます」


俺はRに

軽く頭を下げて

店を出た


さて、そうなると

ユッチとやらを

探してやらないといけないな…









続く







18時 あおたんちゃんのお部屋