Bitter Sweet 3 | 黄色い涙〜Storm〜

黄色い涙〜Storm〜

出会いに感謝♡
黄担当で大宮をひどく拗らせてお話書いてます(。-ㅅ-。)
はじめましての方はテーマ→蓮のトリセツの必読を!








※妄想中







3 智


え?いきなりのカミングアウト!?


やっぱり?

というべきか


そう思ってた。

と言うべきなのか


だからなんだ?

と言うべなのか


俺はひとり

頭の中で

あたふたしてると


カズはそのあとも

たんたんと

俺に話をした


「レンタル彼氏って言っても、男専門なんだけどね」


「はぁ?」


「男が好きで男にしか性的な欲求はないのよ。安心安全アプリだし相手探すのもお手軽だしね」


「はぁ…」


未知の世界すぎて

気の抜けた返事しかできないでいた


「まぁなんでそんなことしてるかっていうと初めて体験したとき、やってても何も感じなくて。それって他のやつも?って思って確かめるようになって。それでお金ももらえるし。なんか?不感症っていうのかな?なんかそのままずる…」


「ちょ!ちょっと待って!ストップっ!カ、カズっ!?そ、そんなたんたんと…自分の性趣向を話してくれてるけど…いいのか?」


「良いも何も別に…智だし?男だし、智も気になってたんでしょ?」


「や…まぁ…」


気にはなってたけど

そんな赤裸々な話されるとは


「普通はさ?」


「普通?」


普通は言わないだろ?と

言おうとしたら

怪訝な顔をされ


カズにしたら

"普通"がいまみたいなこと

なのかもしれないと思いなおし


「まぁ、いいや。で?」


「ん?いいの?まぁ…それでさ?人間の三大欲求の1つでしょ?食欲でみたされるとみんな、だいたいしたがるのよ」


はい?

その理論でいうと

デートして

飯食ったら

誰でもやりたくなるみたいじゃねーか


「ま、みんな頭のなかそればっかなんだろ?僕も別にいいよ〜って感じだし。妊娠する訳じゃないし、感じないし?相手は甘えてくるし、なんでも話ししてくるんだよ。寂しい奴らも多いみたいだしね…」


なんて言って笑ってて

なんでもないことみたいに

言ってる感じないことも

ただ誤魔化してるだけに見えた









続く