二宮和也HBD企画
こちらのお話を
読んでから
進んでいただくと
より楽しんでいただけると
思います。
和也が
思っていた頃
智は何を思って
行動していのでしょう…✨
※妄想中
1 智 2023.11.26
俺には
ずっと
好きなやつがいる
幼稚園
小学校
中学校
高校と一緒に過ごしてきた
けど
大変なことが起きた…
俺には
夢がある
建築家になる夢
和也にも
きっとある
なりたい夢が…
だけど
ここまで
一緒だったんだ
いまさら
和也と離れる？
そんな事考えても
いなかった
ある朝
いつもより
ちょっと
寝坊して
走って
学校へ行った
息を切らして
着いた教室
なんだか
いつもと空気が違う？
なんだ？
けど
何かわからなかった
「あれ？おーちゃん、珍しやん！時間ギリギリなん。なんかあったん？」
同じクラスの大倉が
話しかけてきた
大倉は
見た目モデル並みなのに
親が関西人だから
喋ったら浪速節
なかなかのギャップで
それもあって
凄いモテる
そして
なぜか
この男と気があう
「めずらしく2度寝したわ」
「そんなん俺なんて、しょっちゅうやけどな」
笑ってそのまま
自分の席についた
今日もぐるっと教室を見回して
"あっいた"
和也が教室の済で
中丸と喋っている
先生が来るまでに
ちょっとあいさつ
そう思って
近づこうかと席を立つ前に
大倉が
俺の目の前に座った
「おーちゃん知っとる？」
「ん？」
「ニノに好きなやつおるらしいで」
「はぁ？」
「さっきまで、その話でもちきりやってんでぇー」
はぁ？
ちょっと待て
俺は朝からいきなり
友だちから
"失恋"決定を押されたのか！？
だからか？
だからなのか？
この間から
和也に
大学どこ受けるんだ？
って聞いてるのに
教えてくれない理由は…
どうする？
このまま大倉に
誰なのか聞くか？
いや…
大倉が
わざわざ
言ってくるんだ
俺の知ってるやつってことだろ！？
「な…なんで、その話？だっ…誰なんだ？」
俺の声は
震えていなかっただろうか…
続く