香水茅 4 | 黄色い涙〜Storm〜

黄色い涙〜Storm〜

出会いに感謝♡
黄担当で大宮をひどく拗らせてお話書いてます(。-ㅅ-。)
はじめましての方はテーマ→蓮のトリセツの必読を!











※妄想中








4 和也






翔「雅紀ぃ〜!おまえな〜もうちょっと言い方あるだろ?そりゃ、俺だってな?念願叶った童貞…いや?処女を捧げた?うん?どっちだ?」


口の中に

ご飯をもりもり

突っ込みながら

真面目に悩むこの人は

僕の兄貴なわけで


雅「ちょ!翔ちゃーんカズちゃんはこれからも童貞のままだって!処女卒業おめでとうでしょ!やっぱり!あひゃひゃひゃ」


どっちもどっちだからな?

堂々とでかい声で

騒ぎ立ててるのも

僕の兄貴で


翔「あ、そうか?まぁ、それはどっちでも良いんだが、そうおめでたい日だから赤飯用意するか?とか思ってたけどあまりにもあからさま過ぎるから、カズも嫌かな〜」


僕は

好き勝手に

喋る兄貴たちをみて

フルフルと怒りで

身体が震えてるのを


潤「カズ?どぉーどぉー」


馬でも落ち着かせるように

背中をトントンしてるのは

僕の弟なわけで


和「はぁ…あのさ?」


僕のピリッとした声を

敏感に感じ取ったのか


ピタリ

言葉をとめて

そぉーっと僕の顔をみてきた


和「翔兄も、まーくんもこれ以上余計なこというんなら、今日の昼と夜ご飯抜きにしようか?」


翔雅「「ひぃっ!!ご、ごめんさい。黙ります」」


和「よろしい」


そのあとも

2人して

おまえがな〜とか

翔ちゃんでしょ?

とか

ボゾボソ喋ってるのを

キッ!!と睨むと


ピシャっ!

と姿勢がなった


けど

こんな風に茶化してる2人だけど

翔兄にもまーくんにも

そして

手をかしてくれた

潤くんにも

感謝してる

だから


和「ありがとう…」


ボソッと言えば

翔兄も

優しく笑ってくれて

潤くんは

当たり前みたいな顔して

まーくんは

僕のこと

抱きしめてきて

ひとり騒いで泣いている


そんな

あつい家族に

僕は囲まれて暮らしいる








続く