音のあるべき場所 | はらぺこピアニストの冒険

はらぺこピアニストの冒険

~ピアニスト都築れなの冒険記~
愛知県常滑市のピアノ教室
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昨夜はご招待いただき室内楽コンサートへ。

 

プログラム

ヴァンハル:オーボエ四重奏曲 作品7-6

ブラームス:チェロソナタ第一番 作品38

シューベルト:アルペジオーネソナタ D821

 

結構マニアックなプログラムでしたが、とても面白いアンサンブルでした。熟された感じというのかな、特にピアニストのバランス感覚は素晴らしかった。合わせようとして合わせているのではない、あるべき場所に音が重なるという感じ。

コンサート後はお食事会までお招きいただき、優雅な時間を過ごさせていただきました。良い音楽に美味しいお料理、最高の組み合わせに幸せなひと時でした。

 

こちらがコンサートをイメージされて作られたデザート

 

秋らしいモンブラン、栗のアイスも中に隠れています。

そして銀杏の葉っぱのデザイン、お皿の模様ではなく、ホワイトチョコで一皿一皿コーティングされているんです!音符や音楽記号も見えるでしょ♡いやー完全にやられましたねー。

 

ちょうど知人がアップしていた記事から。三宅幸夫氏の著書の中の一節。たまたま私もこちらの本を読んだばかりで、この文章に魅了された一人です。

 

「もし、ある人間の芸術を季節にたとえることが許されるならば、ブラームスの音楽は、さしずめ長い冬を目前にした美しい秋の一瞬と言えないだろうか。どんなに哀しみをたたえていようと、決して春の香りを失わないのがモーツァルトとすれば、ブラームスの音楽は、それがどんなに喜びに満ちたものであっても、つねに秋の翳りを帯びている。」

 

まさに今この時期、ブラームスの楽曲に触れられていることが嬉しく、毎朝楽譜を開くのが楽しみでなりません。ブラームスのアンサンブル曲を演奏していると、他の作曲家とは異なる感覚がある。例えば弦楽器とのアンサンブルであったなら、ピアノまでもが弦楽器の一つとして馴染んでいるような、そんな瞬間が多々あるのです。ピアノは平均律で弦楽器は純正律だから、やっぱりピアノだけ浮いてしまっているな、と感じることがあるのだけど、彼の遺した作品の多くはピアノまでも純正律に聴こえさせてしまう何かがあるのかな。反対の場合も有り得るのだけど(笑)。

そういえば、大学時代に室内楽を師事していた恩師が「そこピアノの音程もう少し上げられるかしら?」と真顔で言ってきたのを今でも忘れない(笑)。

 

 

 

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