こんばんは。夢際伶菜です。



今回は本屋大賞にも選ばれた町田そのこさんの『52ヘルツのクジラたち』を読んだ感想を書いていきます!


読んでる方多いと思うし、最近バタバタなので少し短め。






  この本は、ずっと苦しいなぁと思いながら読んでた。解像度高い。でも同時に、私の感じている感情と他の人マジョリティな人が感じている感情ってきっと違うんじゃないかなぁと思った。


  なんか本屋大賞に選んだ人とか普通に流行ってるから読んでる人とか、なんで良いなと思うんだろう。あ、批判してるわけじゃ全然なくて純粋に疑問なんです。嫌な気持ちになったらごめんなさい。


  みんながこの本を読んで私と同じ気持ちになったら、それはマイノリティじゃないし苦しくなったり悩んだりする必要も無いのかなぁって。まぁでも、どんな人でも少なからず52ヘルツの声をあげることがあるんだろうな。完璧で強いスーパーマンみたいな人でも一人で泣いたことあるよね、弱いところあるよね、なんかそうであって欲しいと思った。




  私はきっと52ヘルツの声で泣き続けてきた。どうすれば人の耳に届くように泣けるのか分かっていてもわざと誰にも届かないように泣いていたと思う。でもね、そうやって気丈に振舞ってる癖に本当は凄く寂しくて優しくしてもらいたかったんだと思う。自分自身の52ヘルツの声すら聞けてなかったから、息苦しかったんじゃないかなぁ。


  そういう自分じゃ生きていけないんだって、諦めたんです。いい意味で。私の52ヘルツの声を聞いて欲しくて人の温もりに触れたかった。そして、他の人の52ヘルツの声も聞いて手を取り合って生きていきたいと思ったからアイドルやってるんだー。

だから今、幸せだよ。まだ不完全だけれど。まだまだ、と思っていなきゃ。これが完全だと思ってしまったらそれは、終わる時だから。意味わかんないよね、ごめん。








…感想文ではなくなってしまった😂

もっと軽い感想は、、、私も海の近くの一軒家に住みたいなぁと思ったのと、人は1人じゃ生きていけなくて支え合わなきゃいけないよなぁと思った。最終的には未来を考えれたよ。


あと私、クジラが出てくる小説とか歌が好きになりやすい。窪美澄さんの『晴天の迷いクジラ』とか、おいしくるメロンパンの『命日』とか。何でだろうねぇ魅力的。





是非みんなも読んで、どんな気持ちで読んだのか教えてね。52ヘルツの声も聞くからね。ぼく耳いいから🐳