具体的なたったひとりに向けて
■具体的なたったひとりに向けて。おはようございます。ストーリーコンサルタント先崎好美です。「誰に向けて伝えていますか？」わたしは、ブログなどのメディア記事を書くとき、セミナーなど人前でお話するとき、“具体的なひとり”に向けて伝えたい内容をまとめています。「●●な人」とか「▲▲という悩みをもっている人」というひとりでもいいですが、わたしがオススメするのは、「★★さん」と“固有名詞”まで落とし込んでひとりを決めることです。もちろん、ひとりでも多くの人に伝えたい、ひとりでも多くの方のお役に立ちたいと誰しも思うものでしょう。ただ、“みんなに伝わるように”という意識では、なかなか物事が伝わらないのです。内容をよくばりすぎてしまったり、軸のぶれたものになりがちです以前、ある映画監督のインタビュー記事にも、「具体的なひとりだからこそ、読む側・聞く側の感情のどこかひとつにピタっと反応するそんな映画になるのです。」と書いてありましたね。きっと作家さんやライターさんの多くが、このような意識で書かれているのではないでしょうか。私もライター時代意識して書くことで、読者さんの反応が違うと感じることがありました。では、今のわたしは誰に伝えているのか？最近では、ブログやfacebook上で皆さんから色々な悩みや相談を頂くので、その●●さんに向けて伝える文章を書くときもあります。起業を決意したもののなかなか上手くいかない。想いはあるのに結果が出ない。やる！と決めても、結局行動に移せない。自分のビジネスのはずなのに、なぜか没頭できない。そんなことを意識して書いたり、話したりしていきたいと思っています。
