アフリカを旅する人にとって必要不可欠なものの一つに、
『イエローカード』と、言う黄熱病の予防接種証明があります。

野口英世が研究中に感染して亡くなったのが黄熱病です。

イエローカードが無いとビザの申請が出来なかったり、
入国を拒否される国がアフリカには多く存在し、南米だと
ブラジルも入国時にイエローカードの提示を求められます。

ワクチン接種から10日後~10年間有効なこの予防接種は、
検疫所やワクチン接種専門機関でうける事が可能ですが、
その国々によって値段が大幅に変わり、無料の国もあれば、
ワクチン後進国と言われる日本では1万円以上もします。

成田空港の検疫所でも出国時に接種可能だが、値段が高い
のと時間がかかりそうだったのでモロッコで受ける事にしました。

モロッコではカサブランカに『Institut Pasteur』と、言う
ワクチン接種の専門施設があり、様々なワクチンが
その場で安く簡単に接種可能です。
(黄熱病の予防接種は150DH、約1500円)

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フランス語表記です。B型肝炎は190DH

http://www.pasteur.ma/p_vaccination.html
怪しい施設ではなくしっかりとした病院施設の一部です。
朝9時~17時くらいまでだったと思います。土曜も接種可能。

新市街の南側に位置し、宿を新市街にとってあれば
タクシーを使わずとも徒歩で30分程で辿り着きます。

現在はトラムを通す工事が街全体で行われていて、
工事の音がうるさく車の渋滞も激しいです。
ワクチン施設の前にもトラムの線が走っており、
1年後位にはトラムで簡単に行けるでしょう。

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一応地図もアップしておきます。
大通りから一本入った所にあり、近くに着いたら
近所の人に聞けば分かると思います。


僕が着いた時は既に8人くらいの人が待っていましたが、
スムーズに流れ、30分も待たずに受けられました。

まず着いたらお医者さんが一人しかいない場合があるので、
自分が何の予防接種を受けたいか?の旨を伝えます。
そうすると「順番が来たら呼ぶので待ってて。」と、言われ
後は順番が来るのをただ待つのみ。

順番が来たらパスポートを渡し、代金をその場で支払い、
医師がイエローカードにあれこれ記入してくれます。

記入が終わったら隣の部屋で直ぐに注射。

所要約5分で全てが終わります。

こんなものかと拍子抜けします。

ワクチンの空き箱を記念にもらい病院を出ました。

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黄熱病のワクチンは生ワクチンのために、接種後に副作用が
出る可能性が高く、通常は熱で済みますが、場合によっては
死亡するケースもあるので、しばらくは安静が必要。

僕は微熱が2日続いたくらいですみました。

モロッコからアフリカを南下する奇特な旅人にしか意味をなさない情報で申し訳ありませんが、これもまた旅の一部であり、リアルな旅の情報と言う事で、記憶の片隅に置いてもらえれば幸いです。

そして「まあこんなものか。」と、3日後に再び走り出したのでした。

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