
ポルトガルを目指すのであれば西へ向かうべきなのに、
見たい景色が東にあるので一路東へと走る。
しばらく続いた丘陵地を越えると平地が広がり、
ドナウ川沿いを北東へ走りブダペストへと入った。
ドナウ川沿いに作られた首都は川を挟んで、
山がちな西側を「ブダ」、東側を「ペスト」と呼ばれ、
その二つの地区を繋ぐ橋が何本もかかり、
その一つ一つが個性的なデザインで美しい。
その中でももっとも有名で、街のシンボルでもある
『クサリ橋』を渡り、ブダ側からペスト側に入った。

1849年に国の英雄セーチェニ伯爵によって、
10年の歳月を費やして造られたクサリ橋は、
重厚な姿のまま、当時のハンガリーの強さを今に残す。
ブダ側の丘の上に建つ王宮や、ペスト側の国会議事堂や
オペラ劇場、温泉場をはじめ、古く芸術的な街並みが残る
ブタペストは街全体が世界遺産に登録されており、
街の何処に目を向けても新たな美しさを発見できる。


↑ハンガリーの国会議事堂


↑中央ヨーロッパ最大のシナゴーグ(ユダヤ教会)

ザグレブを出発して5日間休み無く走ったせいで、
流石に疲れもたまり、筋肉痛も激しかった為、
ブタペストでは筋肉痛が癒えるまで滞在する事にした。
ブダペストは温泉でも有名な街なので、
温泉に入っては、奮発してアロママッサージを受けた。
有名な宿のアンダンテホステルに宿泊し、
今後のルートを検索し、情報を得た上で更に進む。
映画『シンドラーのリスト』の舞台となった、
ポーランドの旧首都『クラクフ』を次の目的地とし、
疲れを癒し、満を持して再び走り出すのだった。








山道は本当に大変でつらいのですが、
これからスロヴァキアの山地へと向かいます。