自転車世界横断!!TERU-TERU project-イスタンブール50

4月中旬。凍てつくような寒さは消え去ってはいるものの、
イスタンブールに吹く風にはまだ冬の空気が残っている。

アレキサンドリアから一気に一路北を目指し、
バスを乗り継いでイスタンブールへと戻ってきた。

4ヶ月かけて走った道をバスで4日かけて戻る。
飛行機を使えば4時間もかからないだろう。

見覚えのある景色は逆回りで再生され、
フラッシュバックされるメモリーは気付かないうちに、
思考回路を狂わすほど高速で僕の中を過ぎ去る。


「自力と自然の力で世界横断!」


そんなテーマを掲げてここまで来たが、
何度かはバスや鉄道を利用してきた。

情勢的に公共機関を使わざるえない場面もあったり、
体力の限界に達っし助けを求めた場面もあった。
しかし結局はどうしてもギリギリの場面では
自分の力だけではどうにもならない。

上海を出発した時に、船の上で知り合ったテイ氏に言われた、
「そこにはあなたを助ける人達の力もありますよ。」
と、言う言葉を改めて思い出すと共に、
今回4日連続バス泊と言う強行スケジュールではあったが、
改めて「自力と自然の力」更に「あらゆる人々の力」を超越した、
「文明の力」の強大さを実感する事が出来た。

自転車世界横断!!TERU-TERU project-イスタンブール52

自転車世界横断!!TERU-TERU project-イスタンブール51

アレキサンドリアの宿の主人は必要以上におせっかい焼きで、
船や飛行機のチケットを何件もの旅行会社に問い合わせてくれたり、
「やっぱりバスで戻る。」と僕が言うとバスのチケットも手配してくれた。

その宿主に「僕は何時頃トルコに着くだろうか?」と、尋ねると
「イッシャー アッラー」と、返ってくる。
中東での決まり文句ではあるのだが、その意味は
「神のみぞ知る」と、言ったところだ。

大抵の場合は「そんなの知らないよ!」
と言った投げやりな言葉ではあるが、
「人の力を超えた物事などは、
実際にはどうなるかなど分かりえない。」
と、言ったニュアンスも隠されている。

あらゆる出会いや偶然が重なる事で今に至り、
なんとか僕は旅を続けているに過ぎないのかもしれない。

イスタンブールの春には、まだ冬の香りが混ざる。

イースターの最中で街には欧米の観光客が溢れる中、
着々とヨーロッパへの準備を整えるのであった。

自転車世界横断!!TERU-TERU project-イスタンブール53


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