朝起きてカーテンを開けると町は白い靄に包まれ、
遠くの丘には白く雪がうっすらと積もっていた。
窓を開けると一瞬で吐く息が凍りつきそうな冷気が
部屋へと流れ込み、慌てて窓を閉め上着を羽織る。
黒海に並ぶ港町を後に、中部アナトリアの高原地帯へ
『サフランボル』を目指し走り『カスタモヌ』に辿り着いた。
この辺りは10万年前から人が住み始めたとされている。
山間にひらけた『カスタモヌ』の歴史も古く、中世の町並みが
未だに残り小高い丘の上には古城が町を見下ろすように建つ。

トルコ山間部の町はどれも赴き深い。
家の壁は色とりどりに塗られ、町全体を染める屋根の朱色と
山の緑とのコントラストは、お互いの美しさをより際立たせる。
あちこちの屋根から突き出た煙突からは煙が上がり、
白く霞む町を更に薄くぼかし幻想的な景色を作り出す。
木造の古い家は少し傾き、複雑に絡み合う路地や急な
斜面に絶妙なバランスで建ち続ける家や、強引に増築を
繰り返した家はいびつではあるが不思議な味わいがある。
ヨーロッパの風景が持つ洗練された風景とは異なり、
不器用ではあるが地元の人達の手で作られた町並みに
妙な温かみや郷土愛を感じる事が出来た。
ここから東へ約100kmの所には『サフランボル』と、言うかつて
宿場町として栄えた町があり、200年程前に建てられた家並みや、
古くから残る美しい景観を残す為に、官民一体となって景観保全に
勤めている事などが評価され世界遺産に登録されている。
何の情報も無く偶然立ち寄ったにも関わらず、想像以上に美しい
『カスタモヌ』の町を前に、期待を膨らませていた『サフランボル』では
どれほど感動する事が出来るのか?正直不安に思ってしまった。
12月も中旬に差し掛かり冬が足を速めて近づいている。
気が付いた頃にはそんな冬のど真ん中に立っているのだろう。
雪が道を塞ぐ事だけは無いように願う。











↑雪がふらない事を願うキャラクターってあるのでしょうか?
とりあえずTERU-TERU坊主に願っておきます。
遠くの丘には白く雪がうっすらと積もっていた。
窓を開けると一瞬で吐く息が凍りつきそうな冷気が
部屋へと流れ込み、慌てて窓を閉め上着を羽織る。
黒海に並ぶ港町を後に、中部アナトリアの高原地帯へ
『サフランボル』を目指し走り『カスタモヌ』に辿り着いた。
この辺りは10万年前から人が住み始めたとされている。
山間にひらけた『カスタモヌ』の歴史も古く、中世の町並みが
未だに残り小高い丘の上には古城が町を見下ろすように建つ。

トルコ山間部の町はどれも赴き深い。
家の壁は色とりどりに塗られ、町全体を染める屋根の朱色と
山の緑とのコントラストは、お互いの美しさをより際立たせる。
あちこちの屋根から突き出た煙突からは煙が上がり、
白く霞む町を更に薄くぼかし幻想的な景色を作り出す。
木造の古い家は少し傾き、複雑に絡み合う路地や急な
斜面に絶妙なバランスで建ち続ける家や、強引に増築を
繰り返した家はいびつではあるが不思議な味わいがある。
ヨーロッパの風景が持つ洗練された風景とは異なり、
不器用ではあるが地元の人達の手で作られた町並みに
妙な温かみや郷土愛を感じる事が出来た。
ここから東へ約100kmの所には『サフランボル』と、言うかつて
宿場町として栄えた町があり、200年程前に建てられた家並みや、
古くから残る美しい景観を残す為に、官民一体となって景観保全に
勤めている事などが評価され世界遺産に登録されている。
何の情報も無く偶然立ち寄ったにも関わらず、想像以上に美しい
『カスタモヌ』の町を前に、期待を膨らませていた『サフランボル』では
どれほど感動する事が出来るのか?正直不安に思ってしまった。
12月も中旬に差し掛かり冬が足を速めて近づいている。
気が付いた頃にはそんな冬のど真ん中に立っているのだろう。
雪が道を塞ぐ事だけは無いように願う。










↑雪がふらない事を願うキャラクターってあるのでしょうか?
とりあえずTERU-TERU坊主に願っておきます。